【こんな症例も治りますシリーズ 517】 犬の脂肪肉腫 も 適切な診断と治療で治します

上の写真は、犬の皮膚に出来たシコリです。
■ 決して肉眼で見た状態だけを信じてはいけません。
■ 細胞の良性・悪性を調べてから、治療方法を計画して理路整然と治します。

 

参照サイト:

https://bit.ly/3PI2ocr

 

 

犬 ミニチュアダックス 14歳 メス(避妊手術済み)

 

 

【 胸に腫瘤ができた 】ということで来院されました。

 

 

 

◆◆ 触診してみると胸の皮膚に柔らかい腫瘤があり、良性の脂肪腫ととても似ているモノでした。

 

 

■ 脂肪腫は高齢の犬には良くできるもので、放置しておいても特に問題が起こらないことが多いです。

 

■ しかし、中には脂肪腫と非常によく似ている脂肪肉腫という悪性度が高い腫瘍や、決まった形を持たない肥満細胞腫が隠れていることもあります。

 

 

 

 

■ そこで、針生検で細胞を調べてみると、良性の脂肪腫では見られない細胞が見られたため、手術で摘出を行いました。

 

 

■■ 結果は予想していた悪性の脂肪肉腫でした。

 

 

 

■ 脂肪肉腫は局所的に再発を起こすことが多く、広範囲の切除が必要です。 今回は広範囲に切除しやすい体幹に出来ていたことと筋肉にくっついていなかったため、しっかり取ることが出来ました。

 

 

■ 脂肪腫ができやすい子は、ひとつひとつ検査をすることをためらってしまいがちですが、早期に治療するために検査をすることをお勧め致します。

 

 

 

獣医師 冨田 浩平

Page Top