【こんな症例も治りますシリーズ 870】 犬の『 セカンドオピニオン診療 : 気管支虚脱 』も 適切な診断と治療で治します

↑ 上の写真は、気管虚脱の治療前後のレントゲン像です。

◆ 左の写真は、治療前で気管が体の横から見ると圧迫されて潰れています。

◆ 右の写真は、治療後で気管が拡がっています。

 

参照サイト:

https://00m.in/bRbEz

 

 

犬 トイプードル 6歳 オス(去勢手術済み)

 

 

【 1週間ほど前から続く咳 】で来院されたワンちゃんです。

 

 

◆◆ 近くの動物病院で診てもらったものの、咳が良くならないということでご相談にいらっしゃいました。

 

 

■ まず心臓の検査を行いましたが、心臓には問題がありませんでした。

 

 

■ そこで、息を吸った時と、息を吐いた時の胸のレントゲン写真を撮って、見比べてみました。

 

 

■ すると、息を吐いた時のレントゲン写真で気管支(きかんし = のどから肺へ空気を送るための管)がつぶれてしまっていることがわかり、『 気管支虚脱(きかんしきょだつ) 』と診断しました。

 

 

■ 気管支虚脱は、中高齢の小型犬に多く見られる病気です。

 

 

■ 気管支を支えている壁がつぶれてしまうため、咳が出る、呼吸が苦しくなる、といった症状が現れます。

 

 

■ 今回は症状が比較的軽度でしたので、気管支拡張薬(せまくなった気道を広げるお薬)による内科治療を行いました。

 

 

■ あわせて、肥満は咳を悪化させる大きな要因になりますので、体重の管理にも気を付けていただくようお願いしました。

 

 

■■ 気管支虚脱は、つぶれた気管支が元どおりに戻る病気ではありませんが、早めに見つけて、適切なお薬と体重管理を続けることで、咳をしっかりコントロールし、元気に過ごしていくことができます。

 

 

 

 

獣医師 長谷川英哲

 

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