【こんな症例も治りますシリーズ 615】 『 猫のFIP(無料で治験研究実施中) 』も 適切な診断と治療で治します

↑ 上の写真は、私達が加盟しているISFMが配信しているFIPの情報です。

■ 右のお腹が大きなネコちゃんから、左の試験管の中にあるような黄色の液体が抜けました。

■ この液体中に、PCR検査でウイルスがあるか検出が出来ます。

■ 正しい診断を行えば、適切な時期と治療方法を選んでFIPから救う事が出来ます。

★ 経験が浅い、情報不足の方々のアドバイスには、耳を傾ける必要は無いと思います。

 

参照サイト:

https://onl.tw/2cAYk7n

 

猫 ブリティッシュショートヘアー 6ヵ月 オス(未・去勢手術)

 

 

【 かかりつけの動物病院で去勢をしようとしたところ、調子がいまひとつで、血液検査で猫伝染性腹膜炎(FIP)と診断された 】とのことで来院されたネコちゃんです。

 

 

◆◆ 来院時は高熱で、元気、食欲が減退していました。 血液検査の結果、FIPに特徴的な貧血、血小板減少、高グロブリン血症(抗体量が高い)が見られました。

 

 

■ レントゲン検査で胸水が見られ、腹部エコー検査では肉芽腫などは見られませんでした。

 

 

■ これらの結果から、このネコちゃんはFIPウェットタイプと暫定的に診断されました。

 

 

 

★ その後、胸水を材料としたRT-PCR検査でFIP陽性となり確定診断されました。

 

 

 

■ RT-PCRの検査結果を待つと病気がどんどん進行してしまうので、まずFIPに効果のある注射薬を来院時から開始しました。 すると2日後には平熱となり、元気食欲が改善しました。

 

 

 

■ 当院は現在、FIPに効果があるとされる飲み薬の臨床試験(治験研究)を実施中です。 このネコちゃんにはこの薬を注射薬の後に使用させていただきました。 すると3週後には胸水が無くなり、元気いっぱいのネコちゃんにもどりました。

 

 

 

 

■ 再発させないために、3カ月間しっかりお薬を飲んでいただき、全ての検査結果でFIPを否定する事が出来ましたので休薬することになりました。

 

 

 

 

■■ そして休薬後3カ月を過ぎて、再発の徴候もみられなかったことから、去勢手術も無事に終えることができました。

 

 

 

■ FIPはしっかり診断し、治療すれば治る病気になってきました。

 

 

 

■ FIPに関する事でご心配があれば、ご相談ください。

 

 

 

★★★ FIP治験研究薬のみ、無料提供中です。 定期検査代金は、飼主様にご負担していただいています。

 

 

 

 

獣医師 天野雄策

 

FIP専門治療センター 予約サイト

https://fah-takahashi.com/consultation/fip/#google-form

 

046-274-7662

 

photo.fahtakahashi@gmail.com

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