【 FIP専門治療センター 】 多くの動物病院で勘違いしやすい症例に『 FIPではない、という正しい診断 』が出来た! そのネコちゃんを紹介します

↑ 上の写真は、左がウェットタイプ、右がドライタイプのFIP猫ちゃんです。
★ 左は、お腹が膨れています。
★ 右は、眼が濁っているのが分かると思います。 ぶどう膜炎と言います。

 

参照サイト:

https://bit.ly/3yzbEtv

 

◆◆ ネコ アメリカンショートヘアー 4か月齢 オス(去勢手術未実施)です。

 

 

■  【 1カ月前から下痢が続き、かかりつけ医で検査したところ、ネコ腸コロナウイルス(FCoV)抗体の値が高く、ネコ伝染性腹膜炎かもしれないと言われた 】とのことで来院されたネコちゃんです。

 

 

 

■ FCoVはネコちゃんの糞便から簡単に感染してしまうので、多くのネコでこのウイルス感染が拡がっていると考えられています。

 

 

★ よって家庭内飼育ネコでも、かなりの確率で抗体を持っています。

 

 

 

★ 軽度な下痢などを示しますが、無症状なことも多いです。

 

 

 

■ ネコ伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)はFCoVに感染したネコの体内で、突然変異により出現すると考えられています。 厳密には、違うタイプのFIPVもあります。

 

 

★ ひと昔前までは効果的な治療法もなく、死んでしまう病気でした。

 

 

 

 

■■■ 今回のネコちゃんはFCoV抗体の値はやや高かったものの、FIPVに関係するその他の血液検査、超音波診断、RT-PCR検査により、『 ネコ伝染性腹膜炎の可能性は否定 』されました。

 

 

■ そして、胃腸炎の治療を根気よく続けることで、無事に回復されました。

 

 

■ ネコ伝染性腹膜炎は怖い病気ですが、今では特効薬が開発され、早期診断、早期治療で治る病気になりました。

 

 

 

■ 『 ネコ伝染性腹膜炎の初期症状 』は発熱、元気食欲の低下、お腹が膨れる(腹水)、呼吸が苦しそう(胸水)、眼の炎症等様々です。

 

 

■ 何かネコちゃんがおかしいと感じたら、当院までご相談ください。

 

 

 

 

◆◆◆◆◆  FIPの猫ちゃんの為にも、とにかく早く正確に診断して、早く治療をする事です。

 

 

■ 緊急の状態の時は、メールでのやりとりをしていると、命に関係することがあるので\ぜひ、事前に電話/を下さい。 電話番号 046-247-7662(代)

 

 

★★★ お気軽にお問い合わせください。

 

 

★ FIP治療は、専門獣医師の『 予約診療 』で行います。 予めご了承ください。

 

 

お問い合わせは、下記からお願いします。
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獣医師 天野雄策

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