【こんな症例も治りますシリーズ 392】 カラダに優しい治療を選びませんか? : 老犬の腎臓病 も 適切な診断と治療で治します

ワンちゃんが老齢になった時に起きやすい病気のリストです。 これらの重症化を予防すれば、ワンちゃんも飼主様も楽ですね。 目が不自由になる、歯周病、認知症、糖尿病、関節炎、そして慢性腎臓病です。

 

 

参照サイト:

https://bit.ly/33Vpm9X

 

 

イヌ 16歳 メス(未避妊) です。

 

【 前夜から元気食欲がなく,立てなくなった 】とのことで来院されたワンちゃんです。

 

 

■ 来院時は、終始体を伏せていて全く元気がなく、非常に具合が悪そうな様子でした。

 

■ そこで、まず身体検査、血液検査とレントゲン検査をさせて頂きました。 身体検査では脱水が認められ、血液検査では軽度の貧血、尿素窒素とクレアチニンの数値が非常に高く、【 中等度から重度の慢性腎臓病 】であることが判りました。

 

■ 腎臓は血液からの老廃物の除去や、体内の水分とミネラルのバランスの維持といった重要な役割を果たしています。 しかし、この機能は一度破壊されると現在の医療では再生させることは困難です(ヒトでは人工透析や腎移植が行われます)。

 

 

■ このワンちゃんは老廃物を体の外に出せず、いわゆる尿毒症になっていました。 一般的には、入院して静脈点滴をしながら少しずつ老廃物を体外に出させ,適正なミネラルバランスを維持させてあげる治療が必要です。 しかしながら,飼い主様はご自宅看護をご希望されました。

 

 

 

 

■ 当院では【ホモトキシコロジー】という【ドイツの自然療法薬】を所有しています。 この薬にはデトックス(老廃物を外に出させる)に有効な成分を有するものがあります。 そこで、このお薬の注射と共に脱水とミネラルバランスを改善させるための皮下点滴を用いて通院治療することになりました。 デトックスの効果で翌日には元気を取り戻し、2日目には食欲まで回復するようになりました。

 

■ 慢性腎臓病以外にも様々な病気に有効性を示す【ホモトキシコロジー】を所有しております。 既存の西洋獣医学の治療薬とも併用でき、カラダに優しく安全性も高いものです。

 

 

 

 

★★★ ホモトキシコロジーには、再発予防の優しいお薬もあります。 重病にならないようにしてあげるのも、飼主様にとっての優しいテーマですね。

 

★★★ ホモトキシコロジーのお薬は、良く勉強している先生から処方を受ける事が重要です。

 

■ 慢性疾患等でお困りの際は当院までご相談ください。

 

 

獣医師 天野雄策

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