【 こんな症例が治ります シリーズ 139 】 犬の緑内障 も 的確な治療で治します。

 

 

 

 

 

 

参照サイト:

http://ur0.pw/qsQE

 

 

犬 12歳 オス (去勢手術実施済)

 

【 左眼の様子がいつもと違うというワンちゃん 】 です。

 

■ 定期健診で診察を月に一回行っているわんちゃんが、いつもと同じように診察にいらっしゃいました。

 

■ 診察中、「左眼の様子がいつもと違う気がする」というお話がありました。

 

■ このわんちゃんは以前より両目とも白内障を患っていて、白内障の進行が早かったので、その続発性(続いて起こる)の合併症が起きないか危惧していました。

 

■ 白内障の合併症には、緑内障、網膜剥離、ブドウ膜炎、瞳孔ブロックなど、様々あります。

 

■■■ このワンちゃんは検査の結果、この中の「緑内障」を起こしていました。 緑内障は眼圧が上がる病気で、痛みを伴うことが多く、最悪の場合視力を失います。

 

■ 治療法として、眼圧を下げる点眼薬をさしてもらいました。 そうすると眼圧は正常値まで下がりました。

最近は、以前に比べて眼圧をコントロールしやすい『新しい点眼薬』がありますので、少しは治療が楽になりました。

 

■ 緑内障は定期観察をしながら、付き合っていかなくてはならない病気です。

 

■ ワンちゃんの目がいつもと違うな~と思われたら、早めに病院にご相談下さい。

 

獣医師 小田原由佳

 

 

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