皮膚科Q&A その4

 

 

 

 

 

 

 

 

皮膚科専門医診察担当の桃崎です。

 

■ 皮膚科Q&Aシリーズを始めまして、一定以上の御評価を頂き感謝しております。

本日は、Q4にお答えしていきたいと思います。 宜しくお願いします。

 

■ また、これら以外にも下記に掲載しておりますアドレスにご質問頂けましたら、いくつかを抜粋して今後のブログでご紹介していきたいと思います。

photo.fahtakahashi@gmail.com

 

● もし、個人的に早急な回答をご希望の方がいらっしゃいましたら、046-274-7662(ファミリーアニマルホスピタル高橋動物病院)までお気軽にお電話下さい。

 

 

Q1、【10月10日回答済み】アトピー性皮膚炎は治らないんですか?

Q2、【11月5日回答済み】かゆみって、どんな時に強くなるんですか?

Q3、【12月2日回答済み】皮膚のためには、どんなものを食べさせる方がいいんですか?

Q4、洋服は着せた方がいいんですか?

Q5、皮膚が良くないんですが、低アレルギー食を食べた方がいいんですか?

Q6、『膿皮症』と言われ、皮膚の細菌感染だというのですが、これはうつるんでしょうか?

Q7、多少の痒みは我慢させて、薬は出来るだけ飲まない方がいいんでしょうか?

Q8、ステロイドのお薬は体に悪いので、極力やめたほうがいいんですよね?

Q9、食事で皮膚病は治りますか?

 

…などなどです。

 

Q4、洋服は着せた方がいいんですか?

A4、

■ たとえば痒みが強く、気にして搔き壊してしまうような場合、洋服を着ることで搔くのがおさまる場合があります。

 

■ また、アトピー性皮膚炎のワンちゃんの場合、【紫外線】が症状を悪化させる一要因となるので、その紫外線を防ぐ目的では、ある程度効果があるかもしれません。

 

■ いずれにしても状況によりけりで、試してみて、着た方が調子がいいのならそれを続けてもらう、というようなレベルかと思います。

 

■ ただし、皮膚病で毛が抜けてしまっていたり、薬の影響で皮膚が薄くなったりしてしまっている場合には、【保護や保温】の目的で洋服を着ることを強くお勧めする場合があります。

 

■ また、汗をかき過ぎる【多汗症】という病気があります。 この時には、吸水性のある生地の洋服を着て頂くこともあります。

 

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◆ 今回も、一つの質問だけお答え致しました。 今後も、少しずつこれらの質問にお答えしていきますので、楽しみにしていて下さい。

 

◆◆◆ 当院の強みの一つは、専門医の先生にコンサルティングして頂きながら、難しい病気を治していけるところにあります。

 

特に、皮膚科は面白いように治っていったり、治らなくても悪化しないで生活の質を高める道筋が見えてきて、飼主様の明るいお顔を拝見する事が多い病院です。

 

■ また、次回のQ&Aにご期待下さい。

 

◆◆◆ 次回のアジア皮膚科専門医診察日は、2月8日(月)午前10時からです。 完全予約制ですので、御連絡をお待ちしております。

046-274-7662(担当:桃崎獣医師)

 

獣医師 桃﨑 昂

photo.fahtakahashi@gmail.com

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