【 こんな症例が治ります シリーズ 110 】 難聴(鼓膜の破損) も 的確な治療で治します。

補聴器です。 犬の補聴器は実用化されていませんが・・・

 

 

イヌ 10歳 メス (避妊手術未実施) です。

 

★ 【 最近耳が遠くなったのかチャイムの音や、呼びかけに反応しなくなってしまったというワンちゃん 】です。

 

★ 耳鏡という器具でお耳の奥を見てみると、赤くなって汚れがたまっており、両耳の鼓膜が破れてしまっているのが分かりました。 お耳の炎症がかなりひどく鼓膜が破れ、耳の奥の方まで汚れが溜まっていました。

 

★ そこでカテーテルという細い管を使って奥の方まできれいに洗浄し、特殊な方法で、お薬を耳の中に付けてあげました。

 

 

★ すると、一週間後にもう一度お耳を診てみると炎症が治まり、鼓膜が再生しているのがわかりました。 お家でも、以前のように呼び掛けに反応してくれる、と飼い主さんも大喜びでした。

 

★★ 全ての難聴が治せるというわけではありませんが、耳道のトラブルが関連している場合も少なくはなく、今回の様に治療で改善出来る場合があります。 年齢のせいと諦める前に、一度病院で検査をされる事をお勧めします。

 

☆ 動物たちが幸せになれたら良いですね ~  当院では、どんどん良い医療の方法を取り入れ、毎月のように進化しております。

 

その医療の方法を使って、カラダが楽そうになる子が多く、飼主様も笑顏になっておられます。

 

獣医師 桃﨑 昂

 

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