2013年7月17日発表より1年が経ちました。 台湾を狂犬病の非清浄地域として取り扱う【農林水産省2013年発表】

 

 

 

 

 

 

 

 

 当ブログでも、2013年7月にお知らせいたしましたが、隣国の台湾で狂犬病が発生してから1年が経ちました。

 

 そろそろ狂犬病が終息化しているかと思って、正確な情報を得るために農林水産省のホームページを拝見しました。

 

 狂犬病の発生は、イタチアナグマだけのようですが、まだ感染は収まっていないようです。 幸いにして犬の発生数は増加していません。

 

 農水省狂犬病サイトより

http://bit.ly/1mn90Hg

 

 私達日本人は、対岸の火事として見ているのではなく、日本に狂犬病が侵入してきた時の対策を練らねばなりません。

 

 残念ながら、狂犬病にかかったら現在の医学や獣医学では治せません。 人も犬も猫も、感染したら多くの動物などが死亡します。

 詳しくは、厚労省の【狂犬病に関するQ&Aについて】を御覧ください。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html

 

 ですから、治療ではなく、予防しかありません。 改めて申し上げると、狂犬病の予防には予防接種しかないわけです。 当院の飼主様は、意識が高い方が多いため、ワクチン予防率が高いです。

 

 

 各動物病院には、狂犬病ワクチンの在庫があると思いますので、まだここ1年間で未接種の御愛犬には、ぜひ、接種されて下さい。

 

 

 人間の狂犬病ワクチンについては、厚労省の【予防接種実施機関検索について】を御覧ください。

http://www.forth.go.jp/moreinfo/vaccination.html

 

 

 ちなみに、日本では【狂犬病予防法】が制定されてから7年後に狂犬病が終息した、と厚労省のサイトに書いてありました。 1956年が最後の犬の狂犬病発生であり、国内で6頭も発生した後に、1957年からはピタリと発生を食い止めております。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/

 

 九州とほぼ同じぐらいの、国土が小さい台湾ですが、早く狂犬病発生が無くなる日を祈念しております。

 

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