【 こんな症例が治ります シリーズ 72 】  ネコの乳腺腫瘍(がん・しこり) も 的確な治療で治します。

 

 

 

 

 

 

 

 

参照元: http://www.urbanavc.com/when-should-i-spay-or-neuter-my-pet

アメリカ オハイオ州Urbana(Columbusの近く)の動物病院のHPより

 

 

ネコ 16歳 メス (避妊手術済み) です。

 

 【 胸のところに“しこり”がある 】というネコちゃんです。

 

 右の第二乳頭付近にしこりがあって、ネコちゃんが気にしてしまって、グズグズになってきたという事で来院されました。

 

 性別、しこりの発生した場所から、乳腺腫瘍が疑わしかったために手術をお勧めしましたが、高齢ということもあり一度見送りになりました。

 

 しかし、後日グズついている範囲が広がってきたという事で来院されました。 生活の質(QOL)をあげるためにも、手術を再度提案したところ、飼い主様もお気持ちが固まって手術になりました。

 

 手術では、右側の全ての乳腺を摘出しました。

 

 ネコさんの乳腺腫瘍は、全体の8割の確率で悪性だと言われています。 このネコさんは、幸いにも肺への明らかな転移巣もなく、手術で摘出した部分はキレイにとれていたため、早期に手術ができたので良かったです。

 

 もし、【肺などへの転移】があって、手術が出来ない状態であっても、【 副作用の少ない自然治療 】がございますので、当院に御来院下さり直接お尋ねください。

 

 ★★★ もっとも重要な事ですが、猫の乳腺ガンは【早期の避妊手術で防げる】と証明されています。

 予防できるものは予防してあげましょう。

 

獣医師 小田原 由佳

 

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