私が研修医であった1980年代は、神奈川県でも動物の交通事故が多く、私の研修病院では毎週のように【骨折の整形外科】を実施していたものです。
しかし、最近では、主に室内で動物を飼う方が多くなったせいだと思いますが、交通事故による骨折外科手術が減りました。
逆に、室内での事故が多くなり、特に【仔犬の骨折】が多くなりました。
また、椎間板ヘルニアや関節の障害の発生率も多くなったと思います。
昔から、仔犬の整形外科は【 好きな分野 】でしたが、特に手術中に動物を移動しないでレントゲン動画が見れる装置の【通称Cアーム】(上の写真を参照して下さい)を利用すると、【 成長期の骨折手術 】以外の他の整形外科手術も多く出来るようになりました。
【【 当院の長所伸展 】】と言う事で、ここ3年間で整形外科技術のパワーアップを行うため、数多くの上級実習セミナーを修了してレベルアップする事が出来ました。
今回は、2014年5月末に世界的に最高峰と言われる整形外科実習を修了してまいりました。 当院から、院長の高橋がAOVET Advance(上級) コース、斎藤隆太獣医師がAOVET Principal(原理原則)コースに参加させて頂きました。
YOU TUBE に、2011年にスイスで行われたAOVETの実習風景がアップされていましたので、御紹介致しましょう。 ちなみに、今回の会場は新横浜(日本)でした。
AO Foundation 提供
http://www.youtube.com/watch?v=JkcANq14O1c
早速、今回の実習で習得した技術を使って整形外科を行う機会があり、結果も順調です。
感謝です。
高橋