【 こんな症例が治ります シリーズ 66 】 歯の根尖膿瘍 も 的確な治療で治します。

 

 

 

 

 

 

 

 

犬 13歳 オス(去勢手術実施済み) です。

 

 【 2ヵ月前から左眼の下の皮膚が腫れてきたというワンちゃん 】です。

 

 2ヵ月前から左眼の下が腫れていて痛そう…という事で来院されました。 歯周病によるものが疑わしかったので、お口の中を見ようとしたのですが、痛みが強いようで触るもの嫌がるほどでした。

 

 手術の日程まで少し時間があったので、それまでは抗生剤を飲んでもらいました。

 

 手術日当日は抗生剤が効き、前回より顔の腫れは引いてはいましたが、顔を触るのを嫌がるのは変わらない状態でした。

 

 手術では、歯に厚く付いていた歯石を落とした後、ぐらつきが強い歯、歯周ポケットの深さが著しい歯を7本抜歯しました。  小さい動物ですから、抜歯をした後の穴を補強することが大切です。 抜歯後にアゴの骨折を起こしてしまうことが多いからです。 私たちの病院では、骨を補強をする薬を多用して、術後のトラブルを予防しています。

 

 このワンちゃんは、もともと血液検査で肝臓の数値が高かったのですが、歯石除去・抜歯をした後になんと肝臓の数値が下がりました!

 

 歯もキレイになり、肝臓の数値も落ち着き、HAPPYの連続です。

 

 歯の健康は、カラダ全体の健康に繋がります。 

 

 口が臭いな?!など、お困りの事があれば、ぜひ御相談下さい。

 

  

 獣医師 小田原 由佳 

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