当院で特徴的な医療【特殊手術】について 飼主様アンケート 第29弾

 

 

 

 

こんにちは☆

当院の腫瘍外科手術に関するアンケートです(^^)/

 

Q1.

当院で手術を受けられた決め手は何でしたか?

 

A1.

私は6月にこちらの方へ引っ越してきて、猫の様子が変だな?と思ってこちらの病院へお世話になった訳ですが、とても細かな説明と、説明を書いてくれた用紙までいただいたり、何通りかの治療方針を教えてくれたりと、何て親切な先生なんだろうと思いました。

手術設備とかは、そうゆう事はわかりませんが、全面的に先生を信頼して決めました。

あらかじめかかる費用もこのくらい。と提示していただいたので、心の準備も出来ましたし、何と言っても、自分の事の様に考えて話して下さったので、それが一番かなと思います。

 

 

 

Q2.

手術を迷われている方も多くおられます。その方々のご参考として、後押しをするメッセージをお願いします。

 

A2.

肥満細胞腫と言う腫瘍でした。 ウチの子の場合基底部がくっついている為、腫瘍が大きくなり、触ったり刺激を受けることで、そこから砂の様に(顆粒が)ばらまかれ、それが針のようになっているので吐いたり、食欲がなくなったりするので切除した方が良いとの事でした。

年齢も15歳と高齢な為、手術をしてもどうなのか?!と悩みましたが、担当の新美先生よりウチの猫だったら…と考えた場合…とすごく親身になって考えて下さり、また他に転移もなかった事から、少なくともその腫瘍で寿命が縮まることが無いようにとの事で決断しました。 手術をしなければ、爆弾を抱えて生きて行くようなものなので、何かあるたびに心配でたまらないと思います。

少しでも長く元気に生活していってもらえたらと願っています。

 

 

とのことでした☆

 

猫の皮膚にできる肥満細胞腫は良性のものが多いですが、今回の猫ちゃんは来院のたびに腫瘍が大きくなっていたため、切除をオススメしました。

また、腫瘍以外の基礎疾患として慢性腎臓病があるため、麻酔に向けて点滴治療を行い、手術当日から翌日にかけては、麻酔により腎血流量が下がるためしっかりと点滴治療を行ったうえで退院としました。

手術からもうすぐ1年経ちますが、今でも月に2回点滴通院をされていて、元気な姿を見られると、とてもホッとします(*^▽^*)

 

腫瘍は犬猫とても多い疾患です。

犬は猫の2倍以上の発生率ですが、猫は発生すると悪性度が高いものが多いです。

近年では、腫瘍により命を落とす例がとても増えてきています。

高齢になるほど多くなりますが、若い時に発生した悪性腫瘍は増殖速度も速いため、お家でよく体を触ったり、トリミングを利用するなど、早期発見に努めることがとても重要です。

体にできものが出来た場合は来院されることをオススメします。

 

アンケートにご協力いただき、ありがとうございました☆

 

獣医師 新美綾乃

Page Top