【　こんな症例が治ります　シリーズ　１６　】　　ブドウ膜炎も　的確な治療で治します。

イヌ　５歳　メス　(避妊手術未実施)　です。

　今朝気付いたら【　左眼が白っぽく見えて、あまりちゃんと瞼が開けられないというワンちゃん　】です。

　眼科検査の結果、【　眼のブドウ膜と言われる部分に炎症が起きている　】事が分かりました。

　分かり易く言うと、黒目の所に瞳孔がありますが、その瞳孔の周囲の部分も【ブドウ膜】です。

　そこで、このブドウ膜という部分に効果を発揮しやすい抗生物質などの点眼をしてもらう事で、２週間ほどで通常通り眼を開ける事が出来るようになりました。

　【　眼が白っぽく見える　】と言っても、色々な原因があるのでちゃんと原因を追及して、それにあった治療を行ってあげる事が大切なんですね。

獣医師　桃崎　昂

神奈川県大和市の湘北どうぶつ次世代医療センターです。CT検査による画像診断、皮膚科、腫瘍科、整形外科、眼科、循環器科などの医療顧問による高水準の医療をご提供できる体制を整えています。