【 こんな症例が治ります シリーズ 17 】 モルモットの食滞・角膜潰瘍 も 的確な治療で治します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モルモット 2歳 メス(未避妊手術) です。

 

 【 食欲が2週間前から落ち始め、眼が飛び出ているということで来院されたモルモットさん 】です。

 

 飛び出ている右眼は、壊死(細胞が死ぬこと)をしかかっていて、早急に眼の摘出手術が必要でした。

 

 しかし、食欲がなく、全身状態もかなり悪化していたので、状態が回復するまで点滴や内服薬や強制給餌を2週間続けました。

 

 すると、飼主様とモルモットさんの頑張りのお陰もあり、全身状態が手術できるまで回復してきましたので、右眼の摘出手術を行いました。

 

 手術後、ご家族の献身的な治療のおかげで食欲は徐々に回復してきました。

 

 しかし、手術をしたところから、異物を拒絶する浸出液が出てきてしまい、その部分を綺麗にするためにもう一度眼窩に切開を入れる手術を行いました。

 

 その後、眼の状態、食欲共に状態は非常に良く、あともう少しで治療も終了しそうです。

 

 

獣医師 小田原 由佳(オダハラ ユカ) 

 

 

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