【院長ブログ】 : 当院のセカンドオピニオン診療  副作用が少ない 動物版・がん免疫統合療法

↑ 上のイラストは、ワンちゃんと新・温熱療法機器です。

 

『 もう、できる治療はありません 』と言われたら。
──『 あきらめる 』と『 治す 』の間には、まだ道があります

 

 

◆◆ 診察室で、私が最も多く聞いてきたお言葉です。

 

【 余命は、あと2ヶ月と言われました。 辛いです・・・ 】

 

【 高齢だから、手術も抗がん剤も勧められないと言われました。 辛いです・・・ 】

 

【 抗がん剤で、この子が苦しむのを見たくないのです 】

 

 

 

■■ 私は、これらの飼主様のお気持ちを、間違っているとは一度も思ったことがありません。

 

■ ご家族が本当に望んでいるのは、多くの場合『 1日でも長く 』ではなく、『 この子が、この子らしくいられる時間 』だからです。

 

 

 

◆◆◆◆◆ まず、正直に申し上げます。

 

■■ 当院は、『 どんな悪性腫瘍でも治します 』とは申しません。 それは動物さんと飼主様に対して、誠実ではないからです。

 

■ しかし、こうも申し上げます。

 

★ 『 積極的な治療 』と『 何もしない 』の間には、まだいくつもの選択肢があります。

 

■ そして、その中間の選択肢を、まだ十分にご説明されていない飼主様が、あまりにも多いのです。

 

 

 

 

◆◆ 当院の新しい考え方 : がんを『 単純に叩く 』のではなく、体の側を『 色々な面で支える 』。

 

 

■ 近年のがん研究で、大きな考え方の転換がありました。

 

■■ がんは、体の免疫が本来なら排除できるはずのものが、がん免疫のブレーキを外せずに増えてしまった状態である──という理解です。

 

 

■ この『 免疫が悪性腫瘍を排除するまでの一連の流れ 』は、2013年に免疫学者のChenとMellmanによって『 がん免疫サイクル 』として整理され、現在のがん治療の考え方の土台になっています。

 

 

■ 当院はこの考え方に基づき、次のような治療を用意しています。

 

 

『 いわゆる、動物版 がん免疫統合療法 システム 』です。

 

 

◆◆◆ 動物版の免疫チェックポイント阻害薬(ICI剤)は、日本では研究段階ですので、人医学の『AIIM(赤木式がん免疫統合療法)』とは少し異なりますが、考え方は同じシステムで悪性腫瘍を消滅させます。

 

 

◆◆ 詳細を文章で説明しますと、分かりにくいのでシステムの良い面の特徴を書きますと、

 

 

1) 抗がん剤治療をなるべく行わないので、『副作用が少ない(あるいは、無い)』。

 

 

2) 今までの温熱療法とは、異なるメカニズムの人医学でも用いて高実績を得ている『新しい温熱療法』は、無麻酔かつ短時間で行うことが出来、『副作用が少ない』。

 

 

3) 水素吸入療法は、通院が必要だが、場合によっては家でも行うことが出来、『副作用が極めて少ない』。

 

 

4) 水素吸入療法が出来ない時には、人医学で効果的と証明されている植物由来の強力な『疲弊キラーT細胞の活性化サプリメント療法は、副作用が極めて少ない』。

 

 

5) がんを排除する時に用いるドイツ自然医学療法のサプリメントは、『副作用が極めて少ない』。

 

 

 

 

◆◆ 治療を決める前に、当院が必ず行うこと。

 

 

■■ それは、『 この子の、いまの状態を正確に知る 』ことです。

 

 

■ 余命の告知や治療方針の判断は、腫瘍の場所・大きさ・転移の有無によって、まったく変わります。

ところが、その情報が十分にないまま『 もう手が無い 』と判断されているケースを、当院は少なからず経験しています。

 

 

 

■ 当院は院内にCTセンターを併設し、日本国内でもトップレベルのCT診断医による読影監修のもと、次の点を確認します。

・ 本当に転移があるのか、どこにいくつあるのか ?

・ 手術で取れる位置にあるのか、周囲の血管をどれだけ巻き込んでいるのか ?

・ 痛みや呼吸苦の原因が、腫瘍以外にもないか ?

 

 

 

★★ 『 手術できない 』と言われた子が、CTで評価し直すと手術可能だった、ということは、実際にあります。

 

 

■ さらに当院は、腫瘍科をはじめとする各分野の先生方と『 特別医療顧問 』として連携しております。

 

 

当院の獣医師だけで判断せず、専門の先生の意見を加えたうえで、ご家族に選択肢をご提示します。

 

 

 

 

◆◆ 『 どこまでやるか 』を決めるのは、ご家族です。

 

 

■ 当院は、動物の生活の質( QOL )を数字で確認しながら治療を進めています。

 

 

■ この子の、痛み・食欲・水分・身だしなみ・元気・動けるか・良い日が悪い日より多いか──こうした項目を点数化して記録し、ご家族と一緒に『 いまの状態 』を共有します。

 

 

■■ これは、治療を続けるかどうかを判断するためだけのものではありません。『 昨日より良くなっている 』ことを、ご家族が実感として確かめるための道具でもあります。

 

 

 

■ QOLを上昇させるために、体の毒を排除する時に使うのが、ドイツ自然医学療法のサプリメントですが、とても相性が良い療法です。

 

 

 

★★★ 私たちが目標としているのは、『 治療をしていても、楽しい、苦しくない毎日 』です。

 

 

■ そして、どうしてもお別れの時が来たときには、グリーフ(悲嘆)ケアの考え方に基づいて、ご家族の心のケアまでお手伝いすることを、当院の役割だと考えています。

 

 

 

 

◆◆ 【重要】 現在、動物用ハイパーサーミアの温熱療法は無料モニターを募集しております。

 

 

 

・ いずれの治療も、腫瘍の種類・病期・全身状態により効果が大きく異なります。延命や治癒をお約束するものではありません。

・ 効果が乏しいと判断した場合は、中止や方針変更を率直にご提案いたします。

 

■ お問い合わせ : 湘北どうぶつ次世代医療センター(サンメック高橋動物病院)
電話 046-274-7662( 代表 )

 

 

・ これまでの検査結果・病理検査の報告書・画像データをお持ちいただけますと、より正確なご提案ができます。

 

 

 

◆◆ 最後に、飼主様へ。

 

 

■ 『 もう治療法はありません 』というお言葉は、多くの場合『 その病院で行える標準的な治療は終わりました 』という意味です。

 

 

■■ それは、ご家族にできることが無くなったという意味では、ありません。

 

 

★ まだ確かめていない情報があるかもしれません。まだ聞いていない選択肢があるかもしれません。

 

 

★★ 結論を出す前に、一度だけ、お話を聞かせてください。決めるのは、それからで遅くありません。

 

 

 

湘北どうぶつ次世代医療センター
院長  高橋 俊一

Page Top