【こんな症例も治りますシリーズ 420】 犬の肘の変形性骨関節症(DJD) も適切な診断と治療で治します

ワンちゃんの肘のレントゲンです。 DJDと書いてある方向に、骨膜から湯気のように出ている白い所が、代表的なDJDの部分です。

 

参照サイト:

https://bit.ly/3bGEqMJ

 

 

犬 パピヨン 10歳 メス(避妊手術済み)

 

【 前足を触った時に痛みがあるようで、挙上することもある 】とのことで来院されました。

 

 

■ もともと、後ろ足に膝蓋骨脱臼の手術歴と、前十字靭帯の損傷もあるワンちゃんです。

 

■ 身体検査で、肘を曲げ伸ばしするとプチプチという振動があり、レントゲンでは関節面が凸凹になっていて変形性骨関節症(DJD)と診断されました。

 

 

 

■ 非ステロイド性消炎剤を処方したところ、1週間後の再診時には痛みや挙上見られなくなっていました。

 

■ また、このワンちゃんはボディコンディションスコアー(BCS)5/5に近い著しい肥満犬でしたが、飼い主様とワンちゃんの頑張りで減量も順調に進み、全く痛みが出ておらず歩き方にも問題がないようでした。

 

 

■ 骨関節炎では骨に変化が出ていますので、痛みとの戦いになっていくと思われます。 痩せる事によって、痛みを軽減させる事はとても重要です。

 

 

 

 

■ また非ステロイド性消炎剤も長期には服用できないので、ドイツの自然療法薬を服用していくことになりました。

 

 

■ 痛みの緩和には、当院ではほとんど副作用のないオゾン療法や光線療法も行っております。

 

 

★ これらを同時に施術することも可能です。

 

★ その他にも、当院には抗炎症剤の再生医療の治療薬があります。

 

 

 

■ 痛みがひどくて歩きにくいなどの症状がある場合は、どうぞご相談ください。

 

 

獣医師 新井澄枝

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