【愛玩動物看護師だより】 ハムスターさんの不正咬合に注意! ~切歯過長について~

↑ ハムスターの下顎の切歯が伸びています

◆ 下顎切歯が伸びると、上顎に刺さってしまいます。

 

こんにちは! 愛玩動物看護師の浅井です(*^^*)

 

 

今回は、ハムスターで見られることのある「不正咬合(ふせいこうごう)」についてご紹介します。

 

 

 

🦷 不正咬合とは?

 

ハムスターの前歯(切歯)は、一生伸び続けます。

 

通常は上下の歯がうまく噛み合うことで自然に削れていきますが、噛み合わせが悪くなると歯が正常に削れず、歯が伸びすぎてしまう「切歯過長」(せっしかちょう)になることがあります。

 

先天的に噛み合わせが悪い子もいますが、後天的、つまり金網のケージや硬すぎるものを噛んでいて段々と歯が曲がっていって噛み合わせが悪くなってしまう場合もあります。

 

 

実は私の飼っているハムスターも最初は噛み合わせに問題はなかったのですが、ケージの金網の部分を噛んでいて、それによって歯が曲がってしまい不正咬合となってしまいました。

 

↑ 上の写真は、実際の写真です。(下の歯が上の歯と噛み合わず伸びてしまっています)

 

 

 

⚠️ こんな症状に注意!

 

• ごはんを食べにくそうにする

• 硬いものを食べなくなる

• 食べる量が減る

• 体重が減る

• よだれが出る

• 口元が濡れている

• 前歯が長く見える

 

このような変化がある場合は、歯のトラブルが隠れているかもしれません。

 

 

 

✂️ 治療について

 

切歯過長が認められた場合は、「歯切り」を行い、伸びすぎた歯を適切な長さに整えます。

 

ただし、不正咬合は一度歯を短くすれば終わりとは限らず、再び伸びてしまうことがあります。 そのため、定期的な歯のチェックや継続的な管理が大切です。

 

また、ご自宅での歯切りは歯や口腔内を傷つける可能性があるため、無理に行わず動物病院にご相談ください。

 

 

 

 

🐹 「最近ちょっと食べにくそう」「歯が長い気がする」など、小さな変化でもお気軽にご相談ください。

 

大切なハムスターが元気に食事を続けられるよう、日頃から歯の状態もチェックしてあげましょう!

 

 

 

 

愛玩動物看護師 浅井

Page Top