【FIP専門治療センター・セカンドオピニオン診療】 無料FIP治療薬プロジェクト / 皆さんにも役立つ 当院のFIP治療で著効したネコちゃん(その14)

↑ 上の写真は、猫ちゃんの腸間膜リンパ節(LN)です。

■ 黒色の楕円形部分は、腸間膜リンパ節が腫脹しています。

■ ここは、FIPを除外するための細胞診検査のサンプリングの推奨部位です。

 

参照サイト:

https://00m.in/bJSBT

 

## 最初に、FIPで悩まれている飼主様で、相談や治療をお望みの方は、

電 話: 046-274-7662(代表)

FIP専門治療センター 診療申込みサイト :
https://fah-takahashi.com/consultation/fip/#google-form

メール: photo.fahtakahashi@gmail.com に連絡をお願いします。

 

 

## FIP治験薬 無料プロジェクトも 継続中です。
治療が高くてお困りの方、ご相談ください。

 

 

■■■ 14回連続で 『 当院が FIP(猫伝染性腹膜炎)専門治療センターだったので、正確に早めに診断出来て良く治った 』ネコちゃんを紹介しましょう。 今月の転院症例です。

 

 

★ 実は、何度も書きますが、当院が優れていたのではなく、皆様にも知っておいていただきたい『 飼主様の機転の利かせ方 』ポイントを紹介します。 このポイントは、意外と盲点です。 正解は、最後までお読みください。

 

 

 

◆◆◆『 リンパ腫を疑ったがFIPだった症例  ―  A/G比の低下とリンパ節PCRで診断に至った若齢猫 』

 

 

猫 ミックス猫 1歳 オス(去勢手術済み)

 

 

■ 元気消失と体重減少を主訴に来院されました。
ここ1ヶ月ほどで徐々に食欲が低下し、体重も減少してきたとのことでした。

 

 

■ 身体検査では明らかな腹水などは認められませんでしたが、腹部触診でやや違和感があり、詳しい検査を行うことにしました。

 

 

■ まず血液検査を実施しました。

結果は

 

炎症マーカー高値

そしてA/G比の著しい低下

 

が認められました。

 

 

 

■ 猫においてA/G比の低下は慢性炎症や腫瘍でも見られますが、FIPでは特徴的に低下することが多い重要な指標です。

◆◆ この時点でFIPの可能性が強く疑われました。

 

 

■ さらに詳しく評価するため腹部エコー検査を行いました。

 

 

■ エコー検査では

 

 

腸間膜リンパ節の明らかな腫大

さらに小腸の一部で腸管壁肥厚

 

が確認されました。

 

 

 

◆◆ これらの所見から、画像上は消化器型リンパ腫も疑われる状況でした。

 

 

■ 猫ではリンパ腫により腸管肥厚やリンパ節腫大が見られることがあり、画像だけではFIPとの鑑別が難しいケースも少なくありません。

 

 

■ ただしこの症例では

 

 

若齢であること

A/G比の低下

炎症マーカー高値

 

 

といった点から、腫瘍だけでなくFIPの可能性も強く疑われる状況でした。

 

 

 

◆◆ そこで腫大している**腸間膜リンパ節に対して細針吸引(FNA)**を行い、採取した検体をPCR検査へ提出しました。

 

 

 

■■ 後日届いた検査結果では

 

 

FIP PCR陽性

 

となりました。

 

 

 

 

◆◆ この結果から、本症例は**FIP(ドライタイプ)**と診断されました。

 

 

■ 診断後すぐにFIP治療薬による治療を開始しました。

 

 

■ 治療開始後、数日で食欲が徐々に改善してきました。

1週間ほどで元気も戻り始め、活動性も明らかに改善しました。

 

 

■ さらに2週間後の再検査では

 

 

腸間膜リンパ節は明らかに縮小

腸管肥厚も改善

 

 

と、画像所見でも大きな改善が認められました。

 

 

 

 

◆◆ 現在もFIP治療を継続していますが、元気食欲ともに良好で安定しています。

 

 

■ 今回の症例では、画像検査ではリンパ腫を疑う所見が見られましたが、A/G比の低下がFIPを疑う重要な手がかりとなりました。

 

 

■ さらに腫大したリンパ節を細針吸引しPCR検査を行うことで、確定診断につなげることができました。

 

 

 

 

◆◆ 猫のFIPは、腹水が貯留する典型的なウェットタイプだけでなく、この症例のようにリンパ節腫大や腸管病変を主体とするドライタイプとして発症することもあります。

 

 

 

 

■ そのため、リンパ腫などの腫瘍と非常によく似た画像所見を示すことも少なくありません。

 

 

若い猫で

 

体重減少

元気消失

A/G比低下

リンパ節腫大

 

 

 

といった所見が見られた場合、FIPは重要な鑑別疾患の一つになります。

 

 

 

 

◆◆◆ 適切な検査と早期の診断、治療開始が非常に重要な病気です。

 

 

 

 

獣医師 増田正樹

 

Page Top