【FIP専門治療センター・セカンドオピニオン診療】 無料FIP治療薬プロジェクト / 皆さんにも役立つ 当院のFIP治療で著効したネコちゃん(その13)

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↑ この猫ちゃんの胸部レントゲンです。

■ 左は、治療前の肺炎像です。

■ 右は、治療後の改善した姿です。

 

■■■ 13回連続で 『 当院が FIP(猫伝染性腹膜炎)専門治療センターだったので、正確に早めに診断出来て良く治った 』ネコちゃんを紹介しましょう。 今月の転院症例です。

 

 

★ 実は、何度も書きますが、当院が優れていたのではなく、皆様にも知っておいていただきたい『 飼主様の機転の利かせ方 』ポイントを紹介します。 このポイントは、意外と盲点です。 正解は、最後までお読みください。

 

 

◆◆◆ 重度貧血と肺炎を併発したFIPの重症例

 

猫 サイベリアン 6ヶ月 メス(未避妊手術)

 

■ お腹が張ってきたこと、食欲が落ちていることを主訴に来院されました。

 

■ すでに他院で腹水を指摘されており、状態の悪化を心配されての受診でした。

 

 

 

◆◆ 来院時は元気がなく、かなりぐったりした様子でした。

 

■■ 血液検査ではA/G比の低下(炎症・免疫反応の上昇という意味)、他の2種類の炎症マーカーの著しい上昇を認め、さらに赤血球濃度は12%と重度の貧血を呈していました。

 

 

■■ 画像検査では、レントゲン検査で明らかな腹水所見に加え、肺野の透過性低下(肺炎を疑う像)を認めました。

 

 

■■ 超音波検査でも、腹腔内に腹水の貯留を確認しました。

 

 

■■ 腹水検査では滲出液(炎症がある腹水)であり、検査結果や臨床症状を総合的に判断し、ウェット型FIPに肺炎を併発した重症例と診断しました。

 

 

 

 

◆◆ 全身状態が非常に不安定であったため、すぐに入院治療を開始しました。

 

 

■ 猫ちゃんの血管に点滴が出来るように静脈ラインを確保し、点滴による輸液療法を行うとともに、抗生剤治療、酸素吸入療法を実施しました。

 

 

■ 食欲が全くない状態であったため、経鼻食道カテーテルを留置し、流動食による栄養管理を開始しました。

 

 

■ 同時に、FIP治療薬は注射による治療を選択しました。

 

 

 

 

◆◆ 治療開始後も順調とは言えず、3日目には肺炎の悪化がみられるなど、治療には非常に苦慮しました。

 

 

■ それでも治療を継続した結果、5日目には自力での採食が可能となり、全身状態に明らかな改善が見られるようになりました。

 

 

■ 7日目にはレントゲン検査で肺野の大幅な改善を確認でき、呼吸状態も安定したため退院としました。

 

 

 

 

◆◆ その後の経過も良好で、治療開始から3週間後には腹水は完全に消失し、炎症マーカーも正常化しました。

 

 

■ 赤血球濃度は33%まで回復し、貧血も大きく改善しています。

 

 

■ 現在は元気・食欲ともに回復し、自宅で遊ぶ様子も見られるようになりました。

 

 

 

 

***

 

◆◆◆ FIPは重症化すると命に関わる病気ですが、早期から集中的な治療を行うことで、ここまで回復が期待できるケースもあります。

 

 

 

■ 特に本症例のように、腹水に加えて肺炎や重度貧血を併発している場合は、迅速な判断と入院管理が非常に重要になります。 今回は、飼主様の『 呼吸状態悪化を気にしてくださって、専門外来の病院に転院する判断 』により、助かった猫ちゃんの症例でした。

 

 

 

■ 今後も再発がないか注意深く経過観察を続けていく予定です。

 

 

 

 

獣医師 増田正樹

 

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