【FIP専門治療センター】 無料FIP治療薬プロジェクト / 皆さんにも役立つ『 飼主様が早めに気付いたことで 』 当院のFIP治療で著効したネコちゃん(その7)

## 最初に、FIPで悩まれている飼主様で、相談や治療をお望みの方は、

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治療が高くてお困りの方、ご相談ください。

 

↑ この上の写真は、FIP猫の神経型で目が見えなくなった子です。

◆ 猫のFIPには、単純に目の病気と勘違いされる症状もあります。

◆ ご注意ください。

 

参照サイト:

https://00m.in/hPxqz

 

■■■ 6カ月連続で 『 当院が FIP(猫伝染性腹膜炎)専門治療センターだったので、早めに診断出来て良く治った 』ネコちゃんを紹介しましょう。 今月の紹介症例です。

 

 

★ 実は、何度も書きますが、当院が優れていたのではなく、皆様にも知っておいていただきたい『 飼主様の機転の利かせ方 』ポイントを紹介します。 このポイントは、意外と盲点です。 正解は、最後までお読みください。

 

 

 

 

■ この子はFIPによって、『頭を振る、ふらつくという事に気付いて来院した』のですが、今では治療のお陰で元通りになりました。

 

 

◆◆◆ それってFIPかも?  スコティッシュフォールドの神経型FIP治療例

 

 

■ 今回は、『頭を振る』『ふらつく』『食欲が落ちている』といった症状で来院された6ヶ月齢のスコティッシュフォールドの男の子の症例をご紹介します。

 

 

◆◆ 来院時の様子

 

■ 飼主様が気付いたのは、歩行時にふらつくような様子と、時折見られる頭の振り。

 

■ さらに数日前から食欲も落ちてきたということで、ご相談いただきました。

 

 

 

 

◆◆ 初期検査の結果

 

•  血液検査            :大きな異常は見られず

•  炎症マーカー(AGP)     :やや高値(1152)

•  A/G比            :正常範囲

•  画像検査(レントゲン・エコー) :異常なし

 

■ 血液や画像検査では大きな異常が見られず、神経疾患の可能性が疑われました。

 

 

■ 精密検査としてMRI検査や脳脊髄液検査をご提案しましたが、今回はご家族のご意向で検査実施には至りませんでした。

 

 

 

◆◆ FIPを疑い、遺伝子検査へ

 

■ 全血によるFIPウイルス(FIPV)PCR検査を実施したところ、陽性反応が確認されました。

 

 

■ 明確な確定診断とは言えませんが、臨床症状と検査結果をあわせて判断し、FIP(神経型)の可能性が高いと判断し、試験的に治療を開始することになりました。

 

 

 

 

◆◆ 治療内容

 

 

•  抗コロナウイルス薬

•  抗炎症剤

•  神経サポート治療

 

 

 

 

◆◆ 治療の経過

 

•  1週間後:  頭振やふらつきといった症状はほぼ消失

•  2週間目:  AGPは正常値まで改善

 

■ 現在は、症状の再発がないかを慎重に観察しながら、経過を見守っている段階です。

 

 

 

◆◆◆ まとめ

 

 

■ FIPの神経型は、進行がゆっくりで気づかれにくいことも多く、『ちょっとしたふらつき』『頭の動きが気になる』『目が見えない?』といった初期のサインを見逃さないことが重要です。

 

 

■ 特に、若い猫ちゃんで原因不明の神経症状が出たときには、FIPも鑑別診断リストに入れるべき病気です。

 

 

■ 少しでも気になることがあれば、お早めにご相談ください。

 

 

 

 

獣医師 増田正樹

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