【FIP専門治療センター】 無料FIP治療薬プロジェクト / 皆さんにも役立つ『 飼主様が早めに気付いたことで 』 当院のFIP治療で著効した子ネコちゃん

↑ 上の写真は、FIP猫がしばしば良く起こしている、眼の『ぶどう膜炎』という症状です。

■ 今回のネコちゃんは、この症状が無かったです。

 

参照サイト:

https://00m.in/vnoIu

 

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治療が高くてお困りの方、ご相談ください。

 

 

■■■ 今回も2カ月連続で 『 当院が FIP(猫伝染性腹膜炎)専門治療センターだったので、早めに診断出来て良く治った 』ネコちゃんを紹介しましょう。

 

 

★ 実は、当院が優れていたのではなく、皆様にも知っておいていただきたい『 飼主様の機転の利かせ方 』ポイントを紹介します。 このポイントは、意外と盲点です。 正解は、最後に解説いたします。

 

 

■ 今回は、発熱を主訴に来院した8ヶ月齢(メス・避妊手術済み)の若猫ちゃんです。 8カ月齢ですと、親猫とカラダの大きさも変わらないので、飼主様とのスキンシップも馴れてきた時期を過ぎている状況だとご理解ください。

 

 

◆◆◆ 来院時の状態: 発熱と食欲不振

 

 

■ 飼主様が気付いたのは、数日前から食欲が落ち、元気がなくなったことでした。 特に、抱っこをするといつもより体が熱いと感じたとのことで、心配になり来院されました。

 

 

■ 診察の結果、体温は39.5℃と高めで、活気も乏しく、食欲はほぼない状態でした。 飼主様も『 普段は食べるのが大好きな子なのに 』と心配されていました。

 

 

 

◆◆◆ 検査結果: FIPを示唆するデータ

 

 

■ 詳細な血液検査を行ったところ、炎症を示す2つのマーカーが高値で、体内に強い炎症反応が起きていることがわかりました。

 

 

■ 一方で、もう一つの炎症マーカーであるA/G比(アルブミンとグロブリンの比率)は正常範囲でしたが、猫コロナウイルス抗体価が非常に高いことが確認されました。

 

 

■ 画像診断(レントゲン検査、超音波エコー検査)からは、腹水胸水も無く、体内に大きな結節もありませんでした。

■■ これらのデータを総合的に判断し、FIPのドライタイプ(非滲出型)と診断しました。

 

 

 

◆◆◆ 治療の開始:投薬による症状改善

 

 

■ 飼主様に診断結果と治療方針を説明し、治療を開始しました。 この子の場合、幸いにも食欲が完全には廃絶しておらず、経口薬での治療が可能でした。

 

 

■ 炎症を抑えると同時に、体力を維持するために栄養サポートを併用しました。

 

 

 

◆◆◆ 治療開始から2日ほどで熱が徐々に下がり始め、食欲も少しずつ回復してきました。

 

■ さらに1週間後には、完全に平熱に戻り、飼主様の手からフードを元気に食べる姿が見られるようになりました。

 

 

 

 

◆◆◆ 現在の様子: 再発もなく元気に過ごす毎日

 

 

■ 治療開始から数週間が経過しましたが、再発の兆候はなく、元気いっぱいに過ごしています。

 

 

■ 飼主様も、「以前よりもさらに甘えん坊になって、毎日元気に遊んでいます」と喜んでおられます。

 

 

 

◆◆◆ FIPの治療と早期発見の重要性

 

 

■ FIPは進行が早く、特に若齢の猫で発症することが多い病気ですが、適切な治療を行うことで、今回のように症状を改善させることが可能です。

 

 

 

◆◆◆ 日頃から猫ちゃんの健康状態を注意深く観察し、少しでも気になる症状があれば早めに動物病院で診察を受けてください。 特に、発熱や食欲不振が続く場合には、FIPを含めた早期診断が鍵となります。

 

 

★★★ さて、飼主様は『 何が優れていて、機転が利いたポイント 』と、動物病院として高く評価したのでしょうか?

 

 

⇒⇒⇒ それは、【 スキンシップによって、通常よりも体が熱いと感じた 】だけで、直ぐに当院に来院した事です。 『 食欲元気がない 』、とおっしゃって来院される方は多いのですが、日頃からこの子の体温を感じておられて、今回の異常に気付かれた事は、素晴らしいことです。

 

 

 

 

★★★ ぜひ、皆様も『 日頃からネコちゃんとスキンシップをして、体温や、シコリなどを感じておいて下さい 』。

 

 

 

獣医師 増田正樹

 

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