【FIP専門治療センター】 無料FIP治療薬プロジェクト / 転院して当院のFIP治療で著効した子ネコちゃん

↑ 上の写真は、ネコ伝染性腹膜炎FIPの眼の『ぶどう膜炎』の姿です。

 

## 最初に、FIPで悩まれている飼主様で、相談や治療をお望みの方は、

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■■■ 6ヶ月の子猫が克服したFIPの治療症例(セカンドオピニオン診療) の紹介をしましょう

 

 

 

★ 今回は、FIP(猫伝染性腹膜炎)と診断され、治療を行った6ヶ月の子猫の症例をご紹介します。

 

 

 

■ この病気は、特に若齢の猫で進行が早く、命に関わることが多いですが、適切な治療で元気を取り戻すことができたケースです。

 

 

 

◆◆ 発熱が止まらない6ヶ月の子猫

 

 

■ この子猫ちゃん(6ヶ月齢、未避妊手術)は、数日前から元気がなく、高熱が続くとのことで、まずは他院を受診されていました。

 

 

 

■ しかし、解熱剤などの対処療法では熱が十分に下がらず、状態が改善しないため、FIPが疑われ、当院に来院されました。

 

 

 

 

◆◆ 診断 : 猫コロナウイルスの高い抗体価とPCR検査で陽性結果

 

 

 

■ 来院時も39.8℃の発熱があり、活気がなく、食欲もほとんどない状態でした。

 

■ 詳細な検査を進めたところ、タンパク質比のA/G比の低下、

血液の細胞比率を調べるPCVで23%と、貧血があり、また炎症マーカーも高値でした。

 

 

 

■ 画像診断では、胸水や腹水などが無く、リンパ節腫脹などが認めれました。

 

 

■ 外注検査にて、猫コロナウイルス(FCoV)の抗体価が6400倍と非常に高く、さらにFIVウイルス(いわゆる俗称で猫エイズウイルス)のPCR検査でも陽性反応が確認されました。

 

 

 

 

■ この結果から、FIPのドライタイプ(非滲出型)が強く疑われ、いわゆる猫エイズウイルス併発の症例でした。

 

 

 

 

◆◆ 治療の開始 : 投薬とサポートケア

 

 

 

■ 飼主様にFIPの治療方針を詳しく説明し、同意を得た上で、投薬を開始しました。

 

■ この子はまだ若齢で体力があることもあり、早期の治療開始が可能でした。

 

■ 投薬に加えて、体力維持のための栄養管理と点滴治療も行い、全体的なサポートを行いました。

 

★★ 治療を開始して数日が経つと、徐々に体調に変化が現れ始めました。

 

■ 少しずつ食欲が戻り、飼主様が用意されたフードを自分から食べるようになりました。

 

■ また、日に日に元気を取り戻し、以前のように部屋中を走り回る姿が見られるようになりました。

 

 

 

 

◆◆ その後の経過 : 元気な生活と避妊手術の成功

 

 

 

■ 投薬治療を続ける中で、症状は完全に改善され、再発の兆候も見られませんでした。

 

■ 治療終了後から数ヶ月後には、避妊手術も無事に終えることができました。

 

■ 現在では、毎日元気に過ごしており、飼主様も「 この子がこんなに元気になるなんて思わなかった 」と大変喜ばれています。

 

 

 

 

◆◆ FIP治療のポイント : 早期発見と対応の重要性

 

 

 

■ FIPは進行が早く、放置すると命に関わることが多い病気ですが、早期診断と治療が行われれば、今回のように元気な生活を取り戻せる可能性があります。

 

 

■ 特に『 若齢の猫ちゃんは免疫機能が成熟していない 』ため、体調の変化を見逃さず、早めに診察を受けることが重要です。

 

 

 

 

◆◆ まとめ : 命を救うための飼主様の決断

 

 

 

■ 今回の症例では、飼主様が早期に異変に気づき、治療をすぐに開始したことで、命を救うことができました。

 

 

■ 猫ちゃんの日々の健康管理はもちろん、少しでも気になる症状があれば、迷わず近くの動物病院を受診していただければと思います。 出来れば、熱が下がらないなどの時は、すぐにFIP専門診察の動物病院のセカンドオピニオン診療を受けて下さい。 その決断は、一刻も早く、お願い致します。

 

 

 

獣医師 増田正樹

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