【FIP専門治療センター】 無料FIP治療薬プロジェクト / 重症が1日で良くなるFIP治療 !

↑ 上の写真は、FIP猫の腹水が5日目には消えてしまったレントゲン像です。

■ 左側が治療前。

◆ 右側が治療5日後の『腹水が無くなった』画像です

 

 

## 最初に、FIP(猫伝染性腹膜炎)で悩まれている飼主様で、相談や治療をお望みの方は、

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■■■ 今回は、他院からの転院症例で、『 腹水を抱えた2歳のミックス猫ちゃんのFIP治療記録 』をご紹介します。

 

 

★ この病気は腹水の貯留などを引き起こし、非常に難治性とされていますが、早期の対応で症状の改善を図ることが出来ることもあります。

 

 

 

◆◆ 来院時の状態 : 腹囲膨満と食欲廃絶

 

 

■ この子は、3日前から食欲が落ち、急激にお腹が膨れてしまったことを飼い主様が心配され、まずは他院で診断を受けられました。

 

 

 

■ FIPの診断を受けた後、当院に来院され、診察を行うと腹部が大きく膨れ、レントゲン画像には「磨りガラス陰影」という特徴的な陰影が映し出されました。これは、腹水が大量に貯留しているサインであり、内臓がぼやけて見える状態です。

 

 

 

■ さらに血液検査を実施したところ、軽度の貧血と炎症マーカーの上昇も確認されました。

 

 

 

■ 加えて、他院で行われた、腹水の遺伝子検査により、FIPウイルス(FIPV)の陽性反応が出ており、FIPである可能性が非常に高いと考えられました。

 

 

 

 

◆◆ 治療の開始 : 注射薬と皮下点滴による治療

 

 

 

■ 診察の結果、食欲が完全に失われていたため、経口薬での治療は難しいと判断しました。

 

 

■ そのため、当院では速効性のある注射薬を用いることにし、飼主様にもその方針を説明し、同意をいただきました。

 

 

■ まずは注射処置と皮下点滴を行い、体力の維持と炎症の緩和を試みました。

 

 

■ その後、少しずつ食事を与えてみたところ、驚くことにすぐに食べ始めてくれたのです。

 

 

■ これには飼主様も大変喜ばれ、当院スタッフも大きな励みになりました。

 

 

 

 

◆◆ 入院中の経過観察と治療の効果

 

 

 

■ 飼主様のお住まいが遠方ということもあり、この子には5日間の入院をしてもらい、経過を慎重に観察しました。

 

 

■ 治療を続けるうちに、腹水の量が次第に減少し、退院当日には再びレントゲンを撮影しましたが、膨満していた腹部がかなり改善されているのが確認できました。

 

 

■ また、血液検査でも炎症マーカーが低下しており、治療が功を奏していると判断できました。

 

 

 

◆◆ 今後のケアと再発防止

 

 

 

■ FIPは、腹水や症状が無くなったとしても、一定期間の投薬と、定期的な経過観察が必要です。

 

 

■ 飼主様とも慎重に相談しながら、しっかりとケアを続けていく予定です。

 

 

 

◆◆ まとめ : FIPの早期発見と治療の重要性

 

 

 

■ FIPは完治が難しいとされる病気ですが、早期に症状を確認し、迅速に対応することで、猫ちゃんのQOL(生活の質)を高めることが可能です。

 

 

■ 『 飼主様が日頃の変化に気付き、すぐに来院されたこと 』と、『 良質な実績数が多い治療方法を選択した事 』が、今回の治療効果に大きく貢献したと言えるでしょう。

 

 

■ 猫ちゃんの健康管理には、日常の小さな変化に気を配ることが大切です。

 

 

 

 

獣医師 増田正樹

 

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