【お困りではありませんか? アドバイスしますシリーズ 31】 『 意外と知らない 猫フィラリア予防 』について を紹介します

■ 猫ちゃんのフィラリア寄生の陽性率は、アメリカは25%という報告があります。
■ 日本は、陽性率が10%です。

 

 

参照サイト:

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■■■ 『 猫ちゃんの フィラリア予防 』 編

 

◆◆ 『 先生、うちの犬だけでなく、猫にもフィラリア予防した方が良いのでしょうか? 』、『 先生、ネコちゃんもフィラリアにかかるんですか? 』

 

 

■ 4月~6月は狂犬病注射やフィラリア検査のため、動物病院に来院される飼い主様が多いかと思いますが、この時期、ネコちゃんの飼い主様から、前述のような質問をよくいただきます。

 

 

 

■ 答えは、『 ワンちゃんと同様、ネコちゃんもフィラリアに感染します 』です。

 

 

 

 

 

■ フィラリア症(犬糸状虫症)は、蚊が媒介する寄生虫(フィラリア)が、ワンちゃんでは主に心臓や肺の血管に寄生し、心不全などを起こす病気です。

 

 

 

◆◆ 一方、ネコちゃんでは、症状として呼吸困難がみられることから『 肺の病気 』と言われています。

 

 

 

 

■ また、ネコちゃんの場合は、フィラリアにとって本来の宿主(本来の宿主である犬の体の中でフィラリアは幼虫から成虫に成長します)ではないため、ネコちゃんはワンちゃんと比べてフィラリアの成虫の寄生数が少ないため、症状が乏しく検査などによる診断が難しいのです。

 

 

 

 

 

■ したがって、ワンちゃんと同様、しっかり予防することが一番なのです。

 

 

 

 

◆ 最近の調査報告では、フィラリアにかかっているネコちゃんは意外と多く、室内だけで生活しているネコちゃんでも感染していることがわかっています。

 

 

 

 

◆ すなわち、環境中に蚊がいるところで生活しているネコちゃんは、フィラリア症のリスクがあると考えてください。

 

 

 

 

◆ お外やベランダなどに出る子はもちろん、お外に出ないネコちゃんでも家に侵入してきた蚊に刺される可能性は十分にあります。

 

 

 

 

◆ いままで家の中で蚊を見つけたことがあるご家庭では、要注意ですよ。

 

 

 

 

 

◆◆ ネコちゃんの場合、フィラリア症は気づかないうちに、突然死してしまうこともある恐ろしい感染症です。

 

 

◆ しかし、しっかり予防していれば防ぐことができる疾患でもあるので、定期的な予防でフィラリア症から、ネコちゃんを守ってあげましょう。

 

 

■ お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

獣医師 泉 政明

 

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