【FIP専門治療センター】 知っていますか? 粗悪なFIP治療薬が世界中に!
↑ FIP治療をする皆さんにとって、重要な事が発表されている研究論文です。
参照サイト:
https://00m.in/XzEUr
◆◆ 最近、FIP治療に関して多くの海外の論文が発行されて、様々な研究が世界各国で行われている結果がドンドン分かって来ています。
◆ 最近では、多くの製薬会社でコピーして作られているFIP治療薬の『 GS-441524 』の比較研究が発表されていました。
■ 経口薬のGS-441524の含有量を調査した研究では、各製品にバラツキがあって、GS-441524の含有量が予想されるより多いものが43%(平均75%多い)、少ないものが58%(平均39%少ない)と発表されています。
★ 特にここで注目すべきは、『 有効成分の含有量が少ない経口薬が発売されている 』と言う事です。
★ 治療成績が安定しているFIP治療薬なのか?、高濃度すぎるFIP治療薬を使っていないだろうか?、飼主様として、知っておきたいと思いますが、、、
『 多くの動物病院では、当院の方法が一番良い方法 』とFIP治療を発表しているようなので、
分かりにくいと思います。
■■ 正直者の獣医師が治療を行なっているのか、これをキーポイントにして動物病院を選ぶことをお勧めします。
■ 『 当院の治療方法は100%自信がある 』と言っている動物病院は、経験が浅いのでしょう。 気を付けましょう。
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◆◆ さて、『 動物保護施設から連れてきた猫ちゃんの方が、FIPになりやすいでしょ? 』 という方は、世界の研究論文の結果をお伝えすると、考えを新たにするかもしれません。
■ 純血種の血統書付きのネコちゃんにFIPが多い
★ オーストラリアの研究発表 :
・ 1) 純血種がFIP発症猫の71%を占めた。 (雑種猫は、FIP発症猫の約3割ということ)
★ アメリカ合衆国ノースカロライナ州の研究発表 :
・ 1) 血統書付き猫 : このグループの 1.3%にFIPがみられた。
・ 2) 雑種猫 : このグループの 0.35%がFIP。
・ ⇒ よって、純血種の方が、雑種猫よりも 3.7倍 FIPになりやすい、とも言えます。
★ 日本では、猫コロナウイルス感染症抗体の研究が2012年に発表 :
・ 1) 血統書付き猫 : 抗体あり 67%
・ 2) 血統書なし猫 : 抗体あり 31%
■ しかし、逆の結果の研究もあります。
★ イギリスの研究報告
・ 1) 動物保護施設で60日間以上、飼育された猫 :
・ ① 猫コロナウイルス感染症抗体を持っている可能性が、保護したばかりの猫に比べて5倍高かった
・ ② この理由として、動物保護施設内での感染が増加したと考えられる。 ストレス増加も考えられる。
⇒ よって、これは飼主様の多くが昔から知っている情報と同じだと思います。
◆◆◆ モルヌピラビルの製剤の比較や、治療期間の比較など、色々と研究報告が出て来ておりますので、今後も紹介してまいります。
■ 当院は、FIP治療でお困りの方へのセカンドオピニオン治療も行っています。
FIP専門治療センター
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■ 当院は、各法律を遵守しており、『 日本未承認薬のホームページなどでの表記は行っておりません 』。
ご安心下さい。
獣医師 高橋 俊一
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