【こんな症例も治りますシリーズ 653】『 高齢パピヨン犬の複数の病気 』も 適切な診断と治療で治します

↑ パピヨンが良く罹りやすい病気のリストです。

■ 膝のお皿の脱臼

■ 股関節形成不全

■ 歯科疾患

■ 眼科疾患

■ アレルギー

■ 気管虚脱

 

参照サイト:

https://00m.in/sLVGA

 

 

犬 パピヨン 14歳9カ月 オス(去勢手術済み)

 

 

【 高齢犬で病気の種類が多くなってきている 】ということで来院されました。

 

 

◆◆ 6歳の頃から当院へ通ってくださっているワンちゃんです。

 

 

■ 『 アトピー性皮膚炎 』や 『 膝関節の痛み 』が時々ありましたが、12歳なると『 てんかん様発作 』が見られるようになりました。

 

 

◆ 検査結果から『 特発性てんかん 』と診断し、抗てんかん薬を服用開始しました。

 

 

■ お薬の量の調整をしつつ、半年後くらいからは発作は、ほぼ見られなくなりました。

 

 

■ その後、定期健康チェックで『 腎嚢胞 』や『 腎臓・尿道結石 』が見つかり、また『 胆泥症 』が徐々に悪化していきました。

 

 

◆ 結石に対するサプリメント、利胆薬などのお薬も増えました。

 

 

 

 

 

■ さらに13歳になると、『 甲状腺機能低下症 』であることもわかり、甲状腺ホルモン薬も必要となりました。

 

 

■ さらに腎臓の数値が悪化し始め、尿比重も低くなったことから脱水改善のために皮下点滴を通院、自宅でも開始しました。

 

◆ またドイツの自然医学療法薬も始めて、現在4ヶ月が経ちました。

 

 

 

 

■ 腎臓の数値は、8月の時点でかなり高くなっていますが、体重はキープでき、毛並みも改善しています。

 

 

■ 8月のエコー検査の時に、腎嚢胞は悪化して腎臓の正常構造がほぼ見られない状況でした。

 

 

 

■ そのような検査結果でも、吐き気もそんなにひどくなく、食欲も少ないながらも安定しているとのことです。

 

 

 

 

 

※ お薬の種類も多いのですがご家族皆様の愛情で体調良く過ごされ、毛並みまで改善したことには感服いたしました。

 

 

※ 腎臓の他にも肝臓や脾臓にも結節様の陰影が見られる他、前立腺の腫大もあります。

 

 

■ 一時期は尿漏れなどもありましたが、生活の質を高め、出来るだけ快適に過ごせるようサポートしていきたいと思います。

 

 

 

獣医師 新井澄枝

 

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