【愛玩動物看護師より】 11月になり、朝晩が寒く感じるようになってきました…

11月になり、朝晩が寒く感じるようになってきました…

 

 

ですが、日中は気温が上がり夏日になる日もあり寒暖差が激しいですね。

今の時期は、体の不調が出やすくなります

 

 

 

【ここで少し、私の最近起こったハプニング話…】

実は先日、愛犬のシャンプー後ドライヤーで乾かしていたら…

途中で腰の筋がビキッ

その後、全く動けなくなりました。初めての激痛を経験しました。(泣きました)

1~2ヵ月前くらいから、なんとなく嫌な張りを時々感じ、痛みがありました。

ですが、まぁ大丈夫!!と、あまり気にしていませんでしたが季節の変わり目にドカンと爆弾💣が落ちました。

 

 

 

 

人が体調不良を起こすように、動物さんも体調不良を起こしやすい季節になります。

 

 

季節の変わり目…

特に秋から冬にかけて寒くなると、かかりやすかったり、症状が悪化しやすい病気についてお話していきたいと思います。

★ ウイルスや細菌による感染症

これから気温の低下、空気が乾燥してきます。 そうすると鼻や喉のバリア機能の低下、ウイルスか飛散しやすくなるため細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵入しやすくなります。 そして寒さにより体温が下がると病気に抵抗する免疫力も低下してしまいます。 ウイルス感染症のなかには命にかかわる病気もあります。

ワクチン接種を受けしっかり予防💉そして、湿度温度管理も気をつけましょう!!

 

 

 

★ 心臓病

寒暖差が心臓の大きな負担になります。

急な冷え込みや寒暖差で全身の血管が収縮して血圧が上昇し、心臓に大きな負担がかかります。

心臓に持病がある場合、急な症状悪化で咳が激しくなったり肺水を起こしやすくなることもあるので気温の変化に気をつけましょう!!

 

 

 

★ 関節のトラブル

寒さで運動量が減ると関節を支えている筋肉量も落ちてきてしまい痛めやすくなります。 また、冷えることで血液循環が悪くなるので関節の痛みも出やすくなってしまいます。 関節の負担を抑えるために、床で滑らないように爪の長さ、足裏の毛のカット。

お家がフローリングであればカーペットを敷くなどの工夫ができます!

 

 

★泌尿器の病気 

寒くなると水を飲む量が減ります。  なぜなら、水飲み場やトイレが置いてある場所が寒いと行くのを我慢したりしてしまいます。  膀胱炎や尿石症、脱水症状なども引き起こすことがあります。
水飲み場やトイレは同じ部屋に設置するか、今ある場所を暖かくしてあげる工夫ができるといいですね

 

 

 

※ 寒くなってくるため湿度温度管理を気をつけましょう! とお話してまいりましたが、そのためには寒さ対策として暖房器具を使用することが多いと思います。  が、暖房器具でのトラブル回避のための注意点をお伝えしていきます!!

 

 

 

〖低温火傷に注意〗

ストーブの周りにサークルを設置したり、人が側にいられない時はケージやサークルに入れて近づきすぎないような環境を作ってあげましょう。

 

 

 

〖感電〗

かじり癖のある子や、ヒモ状のおもちゃなどが好きで遊ぶ子は、こたつやヒーターなど電気コードをかじってしまうかもしれません。 前もってコードをカバーなどで覆い対策しておきましょう!

 

 

 

これから、どんどん冬本番となっていきますが、冬対策バッチリにして大切な愛おしい小さな家族と寒さに負けず冬を乗り越えましょう☆

 

 

 

愛玩動物看護師 関根

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