【こんな症例も治りますシリーズ 548】 犬の『 交通事故 』も 適切な診断と治療で治します

 

犬 1歳 オス(去勢手術済み)

 

 

【 前日の夕方、家から出たところで走ってきた車にぶつかり、後ろ足を引きずっていた 】ということで受診されました。

 

 

 

◆◆ 来院時には足を引きずる様子もなく、元気に歩いていました。

 

 

■ 触診時も痛がることもありませんでしたが、念のため、レントゲンを撮りたいという事でしたので、検査をしました。

 

 

■ その結果、骨折もなく、経過観察になり、その後も元気に歩けているとのことです。

 

 

 

★ 交通事故の中には、骨の骨折だけではなく、『 内臓の臓器の損傷 』『 腹腔内出血 』『 血流が減少してしまうショック状態 』『 脳震盪などの神経障害 』『 膀胱破裂 』など、様々です。

 

 

★ その場で症状が現れるモノもあれば、翌日以降になって『 黒色のウンチが出てきた 』『 だんだん呼吸がおかしくなってきた 』『 オシッコが出ない 』など、病気が隠れていて手遅れになる事もあります。

 

 

 

★★ 『『『  交通事故の後、大丈夫だ! という飼主様の判断が命取り  』』』になる事もあるので、必ず獣医師に診察してもらって下さい。

 

 

 

 

◆◆◆ 散歩好きのワンちゃんは、目を放したすきに走り出して事故に遇うこともあります。

 

 

 

■ また、最近は長く伸びるリードを使用され、スマホに気を取られているうちにリードが伸びて事故に遇うこともあります。

 

 

 

■ くれぐれも事故に遇わないよう、十分注意してお散歩してください。

 

 

 

■ そして何かにぶつかって足を引きずっている様でしたら、すぐに動物病院へお連れ下さい。

 

 

 

 

 

獣医師 天野雄策

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