【こんな症例も治りますシリーズ 544】 猫ちゃんの『 心因性膀胱炎・特発性膀胱炎 』も 適切な診断と治療で治します

↑ 上のイラストは、
■ 膀胱の断面図です。
■ 膀胱の内側の膜は、尿にいつも接触している部分で、とても大切です。
◆ 猫の特発性膀胱炎は、人間の間質性膀胱炎に似ています。

 

参照サイト:

https://bit.ly/3oYtssB

 

猫 室内飼い 7歳 メス(避妊手術済み)

 

 

【 最近、尿に血が混ざっている 】ということで来院されました。

 

 

★ このような症状でお困りの猫ちゃんはいらっしゃいませんか? 猫ちゃんには、『 下部尿路疾患 』が多いのです。

 

 

◆◆ 下部尿路疾患とは、膀胱から尿道の疾患を指します。

 

 

 

■ トイレに何度も行くがほとんど尿が出ていない、尿に血が混ざっているなどの症状が出るといった症状が見られることが多いです。

 

 

 

■ ポタポタと出ている場合がありますが、これも異常な排尿です。

 

 

 

■ このような症状が見られたら、すぐに来院をおすすめします。

 

 

 

 

 

◆◆ 病院では尿検査が必要になりますが、家で採尿せずに来院していただいて大丈夫です。

 

 

■ 既病歴がある場合は、紙にまとめて書いて持ってきていただけると助かります。

 

 

 

◆◆◆ 疾患の原因は
細菌性膀胱炎、尿石症、心因性、ホルモン性、膀胱腫瘍などがあります。

 

 

 

■ これらの原因によって治療方法が異なりますので、

尿検査の他に
レントゲン検査、超音波検査、血液検査などが必要になる場合があります。

 

 

 

■ また、トイレに行くが尿が出ていない場合はかなり深刻です。

 

 

■ 特に元気、食欲が低下している場合は
急性腎不全や尿毒症、電解質異常を起こしている場合がありますので、血液検査で確認した方が良いでしょう。

 

 

■ 尿検査で細菌が検出された場合は、細菌培養検査、薬剤感受性試験が必要になります。

 

 

★ 細菌に適した抗生剤を使用するためです。

 

 

 

■■ また検査で異常がなかった場合は、『 心因性の膀胱炎 』が考えられます。
特発性膀胱炎とも言います。

 

 

◆ ストレスが原因になりますので、考えられることを排除してリラックスできるようにしなければなりません。

 

 

■ サプリメントやフェロモンを試してみるのも良いです。

 

 

 

■ 原因が排除されれば、1週間程度で良くなります。

 

 

 

■ 急激に冷え込んでくるこの時期は、排尿の異常で来院される猫ちゃんが増えます。

 

 

 

■ 少し様子を見ようとするのは危険ですので、お早めに来院をおすすめいたします。

 

 

 

 

獣医師 新井澄枝

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