【新 当院の特長のある医療紹介シリーズ 4】 分かりにくい病気の原因を【CT検査】でワンストップ診断(当院内で直ぐに診断できる事)致します

仰向けに撮ったワンちゃんのCT画像です。
上の方に黒い部分がありますが、そこが胃です。
そこに、直線状の線が見えるのですが、それが【竹串】です。
その竹串は、カラダの表面まで突き抜けています。

 

参照サイト:

https://bit.ly/34LJCLU

 

■■■ CT検査 ■■■

 

■ CT検査とは、コンピューター断層撮影の略語であり、放射線を利用し、物体を走査し、コンピューターを用いて処理することで、物体の内部構造を画像として構成する技術のことです。

 

 

★ 簡単に言うと、レントゲン検査やエコー超音波検査では診断できない【病気の原因】を、CT検査では【3D画像などで調べる事が出来る】、と言う事です。

 

 

■ 当院では、2019年の4月にCTセンターが併設されました。

 

■ CT検査では、レントゲンでは読み取れないほど小さい肺の腫瘍の確認、骨折の立体的な構造の把握、腫瘍の浸潤範囲(がんの広がり具合)の測定等に、特に有効です。

 

 

★★★ 当院のCT検査の特長は、小野晋先生という画像診断専門医が直ぐに診断してくれる体制を取れる、と言う事です。

 

 

 

 

■■■ さて、分かり易くするために、CT検査を行った症例をご紹介しましょう。

 

■ 2歳のトイプードル 去勢済み

 

【 腹部にシコリが出来、痛がる 】という事で来院されました。

 

 

■ シコリによって影響を受けている範囲の確認のため、CT検査を行なってみると…

 

■ ★★★ 【 胃から突き抜けた竹串が、腹壁に当たり刺激していました。 】 ★★★

 

 

 

■ レントゲン検査や超音波検査では、この串は細すぎて確認出来ませんでした…

 

★ 胃の中に食物が沢山あったりすると、竹串は他の者に同化してしまうので、2D(2次元)画像の検査では見にくいのです。

 

 

■ 急遽入院し、胃切開手術を行い、今ではとても元気になりました!

 

 

■ 少しイレギュラーで珍しいケースではありますが、【 直ぐに他院に紹介せずにCT検査 】を行なって良かったという症例でした。

 

 

■■■ 当院では【 CT検査を含めた2次診療(少し難易度の高い症例の診療) 】も対応しており、紹介症例も受け付けております。

 

■ 是非ご活用下さい。

 

photo.fahtakahashi@gmail.com

 

電話 046-274-7662

 

 

獣医師 増田正樹

 

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