【こんな症例も治りますシリーズ 385】 犬がフラフラして血を吐いている時 も 適切な診断と治療で治します

ワンちゃんの歯周病によって、顎の骨が折れたレントゲンです。 このような箇所から出血があり、止まらなくなる事があるのは、珍しいです。 しかし、要注意です!!!

 

参照サイト:

https://bit.ly/2Kk0QIP

 

犬 8才 オス(去勢済み)

 

■ 【 今朝からフラフラして血を吐いている 】と言う事で来院されました。

 

 

■ ワンちゃんは、緊急に診断を行わなければならない状態でした。

 

■ 一般身体検査で、直ぐに【 歯の異常 】が見つかりました。 しかし、病気の原因は一か所だけに留まっているのではなく、他にも原因がある可能性は否定できません。

 

 

■ そこで、大至急【 緊急時に行う総合的な検査 】を実施致しました。

 

 

■ まず、このワンちゃんは口から血が止まらないという事が分かりました。

 

 

★★★ 口を開けて見ると、右下顎の前臼歯に血餅がついており、血が止まらず、じわじわ出血していました。

 

■ その影響で、口の粘膜が白っぽく、血液検査の結果では幸いにも貧血以外の悪い指標はありませんでした。 良かったです。

 

 

■ ところが、救急的に止血と輸血を行った後に、レントゲンを正式に撮影した所、その歯の歯根部を支えるアゴの骨が溶けていました。

 

⇒ 下のアゴの歯根部が溶けると、【 病的骨折 】というアゴが折れる病気にもなります。 アゴの悪性腫瘍によっても、病的骨折をする事がありますので、お気を付け下さい。

 

 

■ 麻酔をかけ、抜歯を行い、現在は元気に過ごしています。

 

◆◆◆ 歯の汚れは、時に命に関わる問題を引き起こします。 日々のケア、そして定期的な歯垢の除去が肝要です。

 

 

■ 当院では【 国際学会認定レベル 】の日本小動物歯科研究会の一連の診療メソッドを取り入れ、短時間での歯内治療や難易度の高い口腔外科の手術も可能です。

 

■ 口の中の健康が気になりましたら、是非ご相談下さい。

 

 

獣医師 増田正樹

 

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