【こんな症例も治ります シリーズ 332】 高齢犬の糖尿病 も 的確な治療でコントロールします。

ワンちゃんも血液の糖分を測って診断します。 この子は250ですから高血糖値ですね。

 

参照サイト:

https://bit.ly/2Q2wDhV

 

イヌ 15歳5ヵ月 オス (去勢手術済み)

【 体重が減っている、飲水量が増えている 】というワンちゃんです。

■ すぐに血液検査と尿検査を実施すると、血糖値が異常に高く、オシッコ中にも糖がでていました。

■ ケトン尿が出るような、かなり危険な状態にはなっていませんでしたが、定期通院を行いながらインスリンを併用してゆっくりと血糖値を下げていきました。

■ 3日後にはある程度血糖値が安定し、本人(本犬?)の状態も良化し、体重も元に戻ってきました。

その後も定期的に血糖値モニターを行いながら、経過観察をさせて頂いています。

■ 糖尿病は放置しておくと命に関る、大変怖い病気です。 定期的な検診や、初期症状を見逃さずに早期発見してあげることが重要です。

■ 【お水をよく飲む】【オシッコの量が多い】【食べているのに体重が減る】【オシッコが変な臭いがする】に気が付いたときには、早めに病院を受診してください。

獣医師 新美綾乃

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