【こんな症例も治ります シリーズ316】犬の高齢の胆管閉塞、胆嚢炎も適切な診断と治療で治します

緑色の袋状のモノが、犬の胆嚢です。 胆管閉塞になると、胆嚢も腫れます。 的確な治療が必要です。

参照サイト:

https://bit.ly/2pIlyHZ

 

犬 19歳 オス(去勢済み)

 

【嘔吐をして立てなくなってしまった】ワンちゃんです。

 

■ 来院時は体も起こせない状態で、年齢を考えても最悪の事態になることも覚悟しないといけない状態でした。

 

■ 検査では胆管閉塞、胆嚢炎、胃内異物などいくつか問題が見つかりましたが、今回の体調不良の原因は胆管閉塞と胆嚢炎にあると判断して治療を進めていきました。

 

■ ご家族の希望もあり、入院はせずに毎日通院をして頂きながら治療を進めていきました。

 

■ 最初に一般的な治療をしてもなかなか体調が上向かず、体力が無くなってしまう前に一工夫加えた治療をしたところ、翌日から徐々に体調が回復し、今ではすっかり歩けるようになりました。

 

■ 高齢で大きな病気になってもしっかりした治療をすれば、あきらめる必要はないと実感できた症例でした。

 

■ ご家族の献身的な看病のおかげで、20歳を目指して今日も頑張っています。

 

※ 胆管閉塞、胆嚢炎、膵炎などは、体の中の血液が勝手に固まってしまう病気であるDIC(播種性血管内凝固症候群)が起こりやすい病気の一つです。 もし、一般的な治療をしても治りが悪い時には、DICについても御注意ください。

 

※ 当院は、統合医療という自然医療+東洋医学的な療法などの観点からも病気を治しております。 セカンドオピニオンという助言も出来るかもしれません。

 

動物たちの幸せを願って。

 

獣医師 冨田 浩平

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