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皮膚科専門外来担当の冨田です。
今回は「炎症による脱毛」についてです。
一口に炎症による脱毛と言っても、細菌、カビ、ダニ、アレルギーなど原因は様々です。
炎症による脱毛は、まず、皮膚の見た目に変化が起こることがホルモン性脱毛との大きな違いです。
赤い湿疹が出来たり、皮膚自体が赤みを帯びたりします。それによって毛根に炎症が波及したり、痒みが出て搔くことにより脱毛していく場合が多くなります。
このような、炎症による脱毛は原因を治療することで劇的に良くなります。
しかし、治ってもまたすぐに繰り返す様な場合は基礎疾患としてホルモン疾患などが隠れている場合がありますので、より詳しい検査が必要となります。
何度も繰り返す脱毛や痒みはいくつもの治療を試しながら原因に近づいていくことが必要になりますので、お困りごとは一度ご相談ください。
次回の皮膚科専門外来は【2月20日水曜日】開催予定です。2月に限り水曜日となっておりますのでお間違えのないようにお願い致します。