【 こんな症例も治りますシリーズ 266 】 犬の脂漏症も 適切な診断と治療でコントロールします。

 

 

 

参照サイト:

http://u0u0.net/PHD7

 

 

犬 10歳 避妊メス

 

今回は【 皮膚の痒みと脂っぽさ 】で来院されたワンちゃんです。

 

■ この子は小さい頃から皮膚の痒みに悩まされていて、近医で治療はしているが年々皮膚の状態が悪化してきたということで来院されました。

 

■ 一目見た時から身体中に脂っぽさが出ており、マラセチアという微生物が増えている状態でした。 長い間、炎症が起こっていたため皮膚は黒くなり、毛もまばらになっていました。 今までは、痒み止めに加えて、マラセチア減らす治療をしていましたが、イマイチ効果が出ていないと感じているようでした。

 

 

■ そこで、今回はマラセチアを減らす治療に加えて、マラセチアが増えにくくなるような環境作りをしていきました。 そうすることによって、1週間後に診させて頂いた時には、痒みもほとんどなく、見違えるようにさっぱりとしました。

 

■ そこからは順調に回復し、今では毛もフサフサになり、久しぶりに会った子どもたちから『 新しい子が増えたのかと思った 』と言われるほどまでになりました。

 

 

■ 皮膚病の症状は、ワンちゃんにとっても飼主様にとっても辛い病気です。 しかし、長年苦しんだ皮膚の問題も、少しの工夫で劇的に良くなることも数多く経験しています。

 

■ もしも、皮膚病のコントロールが上手くいかないなと感じた時は、一度ご相談いただければ幸いです。

 

獣医師 冨田浩平

 

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