【 こんな症例も治ります シリーズ 217 】 犬の全身の痒み も的確な診断と治療でコントロールします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬 12歳10か月 メス(未避妊)

 

【 正月明けから全身を痒がるようになった。 痒くて眠れていない。 】とのことで、来院されました。

 

■ 身体検査をしていくと、頚部から背中にかけて赤みが強く、掻きむしった跡がありました。

 

■ 最近のわんちゃんの生活や食事の変化をお伺いしていくと、正月三が日の間、特別に普段は食べない缶詰を食べさせてあげていたとのことでした。

 

■ 昨年にも同じ缶詰をクリスマスの一日だけあげたが、特別変わった変化はなかったので、お正月にも3日間食べさせてあげていたそうです。

 

■ 早速、皮膚検査をさせて頂きました。

そして、身体検査含めて総合的に、【食物アレルギー】と判断しました。

 

★ クリスマスにも同じ缶詰を食べて問題の無かった子がどうして??と思いますよね。

 

■ 缶詰の中には、メインの蛋白質だけではなく、サブとして少量入っている蛋白質もあります。

メインの蛋白質に対し食物アレルギーを持つ子は、それだけ沢山のアレルゲンに曝されるので症状もすぐ出やすくなります。

 

■ サブの蛋白質に対し食物アレルギーを持つ子は、食事にそこまで多量のアレルゲンとなる蛋白質が入っているわけではないので、数日間アレルゲンとなる蛋白質に曝されると、アレルゲンが積もり積もって食物アレルギーの症状として身体の外に変化が出てくるのです。

 

★ 今回のわんちゃんの場合、クリスマスに一日食べて平気だった缶詰を、お正月三日間食べて症状がでてしまったことを踏まえて、メインで沢山入っている蛋白質ではなく、サブで少量入っている蛋白質に対して、数日間アレルゲンに曝された結果、症状がでたと判断しました。

 

■ 早速、アレルゲンから体を守る治療をスタートしました。

 

■ 再診察の際には、治療を開始した翌日には寝れないくらい掻きむしっていた痒みはなくなり、ゆっくり眠れているとのことでした。

 

■ 【痒み】と一言でいっても、様々な原因が考えられます。

当院では、動物さん個々をしっかり診たうえで治療を行います。

皮膚の事でお悩みがあればぜひ一度受診されることをオススメします(^^)/

 

獣医師 新美綾乃

 

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