【 こんな症例が治ります シリーズ 178 】 猫の横紋筋融解症 も的確に治療します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネコ 8歳 メス(不妊手術実施済み) です。

 

【 力が無くフラフラしている 】とのことで来院されたネコちゃんです。

 

■ ここ数日間、食欲があまりなく、肢に力が入らないとのことでした。

 

■ 診察室で様子を見させていただくと、意識ははっきりしており、肢に麻痺が見られる様な状態ではありませんでした。

 

■ また、お話を伺うと、この子は【人間の脂質代謝を改善するお薬】を誤食してしまったとのことでした。

 

■ そこで血液検査させて頂くと、【CPK(クレアチニンキナーゼ)】という【筋肉の細胞が壊れた時に上昇する項目】が上昇しておりました。

 

■ ここで一つ考えられる病気が【横紋筋融解症】です。 脂質代謝改善薬は、コレステロールや中性脂肪を適正な値に保つのにとても有効なお薬です。 しかし、気を付けなければならない副作用に【横紋筋融解症】があります。

 

お薬の影響で【横紋筋が壊れ、筋肉痛や脱力感が生じる】病気です。 筋肉が壊れる事でCPKが上昇】します 二次的に腎不全などに進行していくケースもあるので慎重な対応が必要です。

 

■ 治療法は、【使用しているお薬を中止する】、【点滴により腎臓を保護する】、【副作用を予防する補酵素製剤を内服する】です。

 

■ この子は、発見が早かったので数日間の点滴で状態が良化しました。

 

■ 今回のように、脂質代謝改善薬服用中に横紋筋融解症が生じてしまった子には、副作用を予防するコエンザイムを服用しながら脂質代謝改善薬を服用することで安全に治療できるケースもあります。

 

■ 【脂質代謝改善以外のお薬によっても横紋筋融解症は生じる】事があります。 気になる方は獣医師にご相談ください。

 

獣医師 齋藤隆太

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