【 こんな症例が治ります シリーズ 179 】 犬の腎臓病 も 的確な治療でコントロールします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヌ 13歳 オス (去勢済)

 

【 定期健診で腎臓病が判明した 】というワンちゃんです。

 

■ 定期的な健康診断として来院された時、いつもより腎臓の数値(BUN:尿素窒素、Cre:クレアチニン)が多少上昇しており、同時に行った尿検査では尿蛋白が検出されていました。

 

■ このワンちゃんは、両方の腎臓に以前から石灰化(カルシウムが沈着すること)が見られていたので、腎臓に関しては慎重に定期チェックしていました。

 

■ そこで、尿蛋白に関しては、尿蛋白・クレアチニン比というものを測定することにしました。

 

■ 検査結果は、尿蛋白が正常域を超えて腎臓から漏れ出ていることが分かりました。

 

■ 腎臓の数値の悪化と、尿蛋白が尿中に正常より多く出ていたことから、今後の悪化を緩やかにするために、治療をする必要があると判断しました。

 

■ 治療としては、「腎臓食を食べる事」と、「漏れ出る尿蛋白の量を減らすためのACEIという種類の薬を内服してもらう事」にしました。

 

■ 薬を使い始めて1カ月後、再度尿蛋白・クレアチニン比を測定したところ、正常域におさまっていました。

 

■ 腎臓は決して再生する臓器ではありませんが、病気の進行を遅らせる事は可能です。

 

■ 現在、腎臓病に関する新しいガイドラインもできており、様々な治療法が確立されています。

 

■■ また、当院では自然療法による【 カラダに優しく、とても効果的な治療 】も行っております。 これは、他院では体験できない組み合わせの治療レシピです。

 

■ 腎臓病でお困りの方は一度相談してみて下さい。

 

獣医師 小田原由佳

 

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