皮膚科Q&A その8

 

 

 

 

 

 

 

皮膚科専門診察担当の桃崎です。

 

■ 皮膚科Q&Aシリーズを始めまして、一定以上の御評価を頂き感謝しております。

本日は、Q8にお答えしていきたいと思います。 宜しくお願いします。

 

■ また、これら以外にも下記のアドレスにご質問頂けましたら、いくつかを抜粋して今後のブログでご紹介していきたいと思います。

photo.fahtakahashi@gmail.com

 

● もし、個人的に早急な回答をご希望の方がいらっしゃいましたら、046-274-7662(ファミリーアニマルホスピタル高橋動物病院)までお気軽にお電話下さい。

 

 

Q1、【10月10日回答済み】アトピー性皮膚炎は治らないんですか?

Q2、【11月5日回答済み】かゆみって、どんな時に強くなるんですか?

Q3、【12月2日回答済み】皮膚のためには、どんなものを食べさせる方がいいんですか?

Q4、【1月16日回答済み】洋服は着せた方がいいんですか?

Q5、【2月8日回答済み】皮膚が良くないんですが、低アレルギー食を食べた方がいいんですか?

Q6、【3月14日回答済み】『膿皮症』と言われ、皮膚の細菌感染だというのですが、これはうつるんでしょうか?

Q7、【4月6日回答済み】ステロイドのお薬は体に悪いので、極力やめたほうがいいんですよね?

Q8、食事で皮膚病は治りますか?

Q9、多少の痒みは我慢させて、薬は出来るだけ飲まない方がいいんでしょうか?

 

…などに回答し、また解決してまいりたいと思います。

 

Q8、食事で皮膚病は治りますか?

 

A8、

 

■ もしもその子の皮膚病の症状が食物アレルギーによるものならば、適切な食事に変更することによって治ります。

 

■ しかし、それ以外の病気の場合、残念ながら食事のみで治すことは難しいかと思います。

 

■ ただし、食事療法が全く皮膚病にとって無意味だというわけではありません。 以前にもご紹介したように、脂肪酸を含んだ食事が、炎症を抑える効果があったり、皮膚のバリア機能の修復に役立ったりします。 その他にも、ビタミンや、抗酸化物質が多く含まれている食事もあるかと思いますが、それらもある程度の効果はあるのだと思います。

 

■ しかしながら、皮膚病を治す上で、やはり重要なのは【原因がなんなのか】ということであり、それ無くして根本的な治療にはならないのだと思います。

 

 

 

◆◆ 今回も、一つの質問だけお答え致しました。 今後も、少しずつこれらの質問にお答えしていきますので、楽しみにしていて下さい。

 

◆◆◆ 当院の強みの一つは、皮膚科専門の先生にコンサルティングして頂きながら、難しい病気を治していけるところにあります。

 

★★ 今年4月からは、2大皮膚科医専門集団のコンサルティングを受けられる病院に進化致しました。

 

特に、皮膚科は面白いように治っていったり、治らなくても悪化しないで生活の質を高める道筋が見えてきて、飼主様の明るいお顔を拝見する事が多い病院になっています。

 

 

■ また、次回の皮膚科Q&Aにご期待下さい。

 

◆◆◆ 次回の皮膚科専門診察日は、6月9日(木)午前10時から午後4時までです。 完全予約制ですので、御連絡をお待ちしております。

 

★★ 変更点の詳細は、当院ブログの2016年4月2日(土) 新「皮膚科専門診療」の新体制について、 2大皮膚科専門医グループからコンサルティング可能に! を御覧下さい。

 

046-274-7662(担当:桃崎獣医師)

 

獣医師 桃﨑 昂

photo.fahtakahashi@gmail.com

 

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