【 こんな症例が治ります シリーズ 123 】 ウサギの爪ダニ症 も 的確な治療で治します。

 

 

 

 

 

 

ホーランドロップイヤー9歳 メス(避妊済み)です。

 

【 脱毛部位の毛がなかなか生えず、脱毛部位も広がってきた 】という高齢のウサギさんです。

 

■ 脱毛部位には沢山のフケがみられました。

 

■ 皮膚検査用のテープを脱毛部周辺に貼り付けて、剥がしたものを顕微鏡で確認したところ、被毛にたくさんの【 爪ダニの卵 】が付着していました。

 

■ 2週間おきに、特殊な駆虫薬をウサギさんの体重に換算して投与していったところ、徐々にフケが減ってきました。 3回目の来院時にはフケは全くみられなくなり、脱毛部は順調に発毛してきました。

 

■ 今後は3~4週間に一回の頻度で、特殊な駆虫薬を投与していく予定です。

 

■ 高齢のウサギさんは、免疫力が低下することによって爪ダニの繁殖も活発になります。

 

脱毛部位にフケが多く見られたり、なかなか発毛がみられない時は、お早めに検査をうけてください。

 

【重要情報】このウサギのツメダニは、人間も噛まれます 御家族中が被害にあった事もありました。 お気を付け下さい。

 

獣医師 新井澄枝

 

 

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