【 こんな症例が治ります シリーズ 106 】 食道内異物(大きなリンゴ) も 的確な治療でケアします。

 

 

 

 

 

 

イヌ 8歳 オス(去勢済) です。

 

【 リンゴの固まりを丸飲みしてしまって、ずっと吐きたそうにしているというワンちゃん 】です。

 

■ 朝、床に落ちたリンゴを丸飲みしてしまい、ずっと吐きたそうにしているが出ない、という事で来院されました。

 

■ 来院時も嗚咽が続いており、急いでレントゲンを撮ったところ、胃の近くの食道のところにリンゴだと思われるものが確認できました。

 

■ 場所からして口の方から引っ張り出せる状態ではなかったので、内視鏡にて治療することになりました。

 

■ 内視鏡を入れてみると、食道にぴったりとはまる様にリンゴがありました。 一度胃の方に押しましたが、ピッタリだったため、リンゴを内視鏡の【特殊テクニック】を用いて分割することになりました。

 

■ 真っ二つになったリンゴは、きちんと胃の中に押して無事に治療を終えることができました。

 

■ この子の場合は、内視鏡が一番良い選択肢だったので内視鏡を選択しましたが、食べた物によって色々な選択肢があります。

 

■■ 緊急の場合もありますので、変なものを食べちゃったり、吐き戻しが続くようであれば、お気軽にお問い合わせください。

 

獣医師 小田原 由佳

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