最近、治療成績の良い 病名リスト その1

 

 

 

 

 

参照:

http://vavetspecialists.com/surgical-services/neurosurgical-procedures/intervertebral-disc-herniation/

 

 

 最近、アメリカで外科専門医に複数回にわたって直接指導を受けてから、

『 今までやり難いなあ~、治り難いな~ 』と思っていた外科手術が

簡単になってしまいました。

 

 今まで、『 外科の専門書に書かれていた事が、間違っていた?! 書かれて

いなかった?! 』と思えるような【重要なコツ】を、アメリカの外科専門医から

教えてもらえたので、手術時間まで短くなってしまいました。

 

 その結果、術後の成績も大変に良い結果になりました。

 

 例えば、

(1) 椎間板ヘルニア 100%回復(グレードの一番悪い症例も含む)

 

(2) 膝の外科 特に、小型犬の膝蓋骨内方脱臼整復術、 100%回復

 

 実は、この2つの手術の方法を、大幅に変えました。

 

 術後直ぐに、と言っても良いぐらいに、ワンちゃんの状態がとても良くなります。

 

 

 椎間板ヘルニアに関しては、私が好きな【最も新しい鍼灸療法】を

手術後に併用しているので、本当に不安が無くなり、手術している本人である

私も、どうぶつ達も気持ちがいいのです。 だって、結果が良くなるのですよ。

 

 気持ちよく仕事をするって、本当に良い事です。

 

 

 当院の整形外科の手術室には、手術中に撮れて診断出来るレントゲンがあり、

途中のステップで骨の整復状態を確認できるので、成功確率が高まります。

 

 

 

 

 

 これも安心安全な手術が成功する秘訣だと思います。

 

 

 さらに、面白い話があります。

 

 たまたま、椎間板ヘルニアのグレード5(一番悪いレベル)のワンちゃんが

2日連続で計2匹来院されました。

 

 一匹は、当院で手術をして、その後当院の【オリジナル鍼灸】でガンバッテ

治療致しました。 すると、手術翌日から後ろ足を動かし始めて、約1か月で

普通に歩けるようになりました。 メデタシメデタシの結果になりました。

 

 もう一匹は、飼主様の希望で他院さまで手術を行ったのです。

術後は、その他院さまでアメリカ式のリハビリを一生懸命に行ったようです。

もともとは当院の患者様ですから、お手入れや予防などで通院されて来られた際に

拝見していたのですが、病気の治りが遅く、半年ぐらいで【脊髄歩行】が出来る

ようになったようです。

 

 【脊髄歩行】とは、前足と後ろ足の足の運び方が『バラバラ』になってしまい、

椎間板ヘルニア手術後の脊髄歩行の場合、≪後肢がヨロツク≫様に歩きます。

 後肢が脳の支配を受けていない状態なので、前肢とは調和が出来ない

歩行になってしまうのです。

 

 いずれにしても、歩けるようになって、メデタシメデタシです。

 

 椎間板ヘルニアのグレード5でも、その中で重症度にレベル差があります。

 

 今回は、たまたま当院で手術したワンちゃんのレベルが軽かったのかもしれません。

ですから、一概に言ってはならないと思いますが、当院が手術方法を変えた事で、

成績がかなり良くなった事は確かです。

 

 今年12月に、また整形外科の腕を磨いてまいります。 院長が1週間ほどアメリカに

行って修行してまいりますが、不在中も【 当院独自の獣医師研修方法 】で訓練した

複数の獣医師がおりますので、御安心下さい。

 

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