狂犬病再侵入―日本国内における感染と発症のシミュレーション
ヒトの狂犬病―忘れられた死の病
【【 台湾で発生した狂犬病ウイルス伝染病 】】
【【 中国大陸から西日本に侵入し、現在静岡山梨まで拡大したSFTSウイルス感染症 】】
昨年、私共の動物病院業界で騒ぎになった伝染性感染症の一例です。
たまたま、千葉大医学部の研究会で知り合いになった先生方が立ちあげられている
『 狂犬病臨床研究会 』という会があります。 主に、獣医師が会員ですが、医師も参加しているようで、素晴らしい活動をされているようです。
こちら研究会のホームページを御覧頂けるとありがたいです。
研究会では、世界中で狂犬病は今も発生している現状を、学術専門誌からリサーチして発表し続けています。
最新の【 台湾の狂犬病 発生状況表（第４８報 ２０１４/０１/０８） 】のレポートを見ると、
２０１２年から
２８９頭もの狂犬病を台湾国内で発見しているようです。
主として【 イタチアナグマ 】の狂犬病発生ですが、まだ減っていない様子が、台湾の担当者の方へのストレスとして重く圧し掛かってくるかと思うと、大変な事が起こっているのだと想像できます。
隣国の私達も、自衛策を一人一人が意識高く持たないといけないと思います。
当院では、常時【狂犬病予防注射（ワクチン）】を接種できるように準備しておりますが、予想を上回るワクチン希望者数がありますと、在庫不足になる事もありますので、電話で確認してから御来院ください。
☆ ちなみに、ダニからうつるSFTSウイルスには、動物病院で処方される【 フロントラインプラス 】を中心に、ダニを予防していきましょう。
当院は、みなさんがハッピーになる病院を目指しております。
ぜひ、【 緊急性は無い 】が【 重要な事 】を実行していきましょう。
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