【 こんな症例が治ります シリーズ 14 】  ワンちゃんの異物の誤食も 的確な治療で治します。

  

食いしん坊 わんちゃん は、               異食・誤食が多い ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 イヌ 6ヵ月齢 メス (避妊手術 未実施) です。

 

 【 食べてしばらくすると毎回吐き戻してしまう 】というワンちゃんです。

 

 レントゲン検査では【 胃の出口付近に流れていかないもの 】が見つかり、ウンチ検査では顕微鏡でペットシーツの成分が見つかりました。

 

 そこで次の日バリウム検査を実施したところ、その夜には大量のペットシーツが押し出されて出てきました。

 

 動物さんは遊んでいるうちに、ついつい色んなものを飲み込んでしまう事があります。  特に子供の内は『 何故こんなものを!? 』と思うようなモノまで飲み込んでしまう事があります。

 

是非とも皆さんも動物さんから目を離す際には注意してあげて下さい。

 

 

 今回は、ペットシーツが肛門から出てきたのでラッキーでした。

 

 先日は、ペットシーツなどが小腸に詰まってしまい、その部位がかなりの長さで腐ってしまったので、小腸を30センチ以上も切らないといけないワンちゃんがいました。

 

 手術後の管理も大変でしたが、今では元気で生活しています。

 

 

獣医師 桃崎 昂

 

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