【 こんな症例が治ります シリーズ 198 】 猫の包皮の再建術 も的確に行います。

手術前の猫ちゃんの尿道孔が狭窄した包皮です。 穴はピンホール状態です。

 

手術後の包皮です。 尿道孔が再度狭窄しないように、大きな穴に形成外科をしました。

 

 

猫 1歳 オス (去勢済み)

 

【 幼い頃に包皮の部分に怪我をしてしまい、包皮の形がおかしくなってしまった 】というネコちゃんです。

 

■ 2、3ヵ月齢の頃に、同居のネコちゃんにペニスの部分を吸われてしまい、その影響で“手術前の写真”のように包皮からペニスが顔を出せなくなってしまいました。

 

■ 小さな穴は開いているので、そこの部分からおしっこは出てはいましたが、構造上どうしても包皮の中で尿だまりになるため、部屋中がおしっこで汚れてしまったり、膀胱炎になりやすかったりと、生活に支障が出ていました。

 

■ そこで、手術で包皮の再建術を行いました。“術後の写真”のように、ペニスが少し頭を出すような状態になりました。

 

■ 飼主様からは、「おしっこが一度に出るようになったので、お部屋が汚れなくなった!!」と喜んで頂けました。

 

■ もし、似たような症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、ご相談下さい。

 

 

獣医師 小田原由佳

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