【 こんな症例が治ります シリーズ 202 】 犬の角膜潰瘍も的確な治療でコントロールします

 

 

 

 

参照サイト:

https://goo.gl/8gZrjC

 

チワワ 6歳 オス(去勢手術)です。

 

【 眼をしょぼつかせる 】とのことで来院されたワンちゃんです。

 

■ 様子を診させて頂くと、右眼がショボショボしていて上手く開けられない様子でした。

 

■ 眼の角膜に出来た傷を緑色に染色する検査を実施したところ、角膜の表面に傷が出来ておりました。

 

■ お話をうかがうと、同居の子と遊んでもみ合いになっていると思ったら眼がショボショボしてきたとの事だったので、遊んでいる内に角膜を傷つけてしまったものと思われます。

 

■ 傷部位に細菌が増殖するといっきに悪化することがあるので、細菌がいないか確認しましたが、菌はいない様子でした。

 

■ そこで、角膜表面を保護する点眼薬をお出しして、数日後の再診時に経過を診させて頂いたところ、傷はキレイに治っていました。

 

■ 角膜潰瘍は、ワンちゃんでもネコちゃんでも比較的多く見られますが、細菌感染を伴い短期間で角膜が融けたり、ブドウ膜炎という眼の中の炎症を伴うこともあります。

 

■ お家の子に目のしょぼつきが見られたら、ひどくなる前に病院にご相談下さい。

 

獣医師 斎藤隆太

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