【こんな症例も治りますシリーズ 861】 犬の『 べたつく皮膚とフケ : 脂漏性皮膚炎とマラセチア 』も 適切な診断と治療で治します

↑ 上の写真は、脂漏性皮膚炎のワンちゃんの皮膚です。

■ 毛の根元がベタつき、フケが皮膚に発生し始めます。 独特の匂いも出てきます。

■ この皮脂を餌にして、マラセチアという酵母菌が増え、さらにかゆみが強くなります。

 

 

犬 ミックス犬 8歳 オス(未去勢)

 

 

【 1週間前から皮膚を痒そうにしている 】 との事で来院されました。

 

 

◆◆ 全身の皮膚を診てみると、全体的にベタついていてフケが多くなっており、脂漏症の状態でした。

 

 

 

■ さらに皮膚の表面の組織を取り顕微鏡で診てみると、マラセチアという酵母菌が増えており、脂漏性皮膚炎となっていることが分かりました。

 

 

■ 脂漏性皮膚炎とは、皮膚の皮脂の分泌過剰やターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)の異常が起こる病気で、遺伝的な要因やアレルギーなどが原因で起こります。

 

 

■ 脂漏症のワンちゃんでは、皮膚のかゆみやベタつき、独特の匂いがみられます。

 

 

 

■ また皮脂が増えることにより、それを餌とするマラセチアという酵母菌が二次的に繁殖し、皮膚炎が起こります。

 

 

■ 脂漏性皮膚炎ではシャンプー療法が重要なのですが、飼い主様がご自宅でのシャンプーができないとのことでしたので、当院のトリミングで、マラセチアに有効な薬用シャンプーと、皮脂の洗浄効果の高いマイクロバブルバスを利用したところ、皮膚がきれいな状態になりました。

 

 

 

 

■■ 今回は皮膚の治療に加えてトリミングを合わせることで、良好にコントロールすることができました。

 

 

■ 当院ではマイクロバブルバスの他にも、さまざまな皮膚トラブルに有効なオプションがありますので、皮膚のトラブルにお悩みの方はご相談下さい

 

 

 

獣医師 長谷川英哲

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