【愛玩動物看護師より】 『 ※ 夏場に潜む“ 水中毒 ”の危険 ※ 』

 

参照サイト:

https://00m.in/xtZxa

 

 

 

こんにちは(^^)/

愛玩動物看護師の青木です。

いつの間にか梅雨も明け暑い日が続くようになりました。

 

 

 

こんな暑さの中、みなさまは愛犬とどのようにお過ごしでしょうか。

クーラーの効いたお部屋で過ごしたり

夏らしい涼しい場所でのお散歩をしたり

プールや海、川に行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

 

最近はドッグランにプールがついているところも増え、小型犬でも簡単にプール遊びができるようになりました(*’ω’*)

日中でも熱中症になるリスクが低かったり、夏でもしっかり体力を使って遊ぶことができたり、足腰が弱い子のリハビリにもなったり、プールで遊ぶことにもメリットがあります。

 

 

 

しかし見逃しがちな危険も潜んでいます。

プールでの危険と言ったら、やはり水難事故が思い浮かびますよね。

小さい子だと足がつかずに溺れてしまったり、プールサイドにあがろうとしてけがをしてしまったり。

そして他にも『 水中毒 』があります。

 

 

 

プールで水中毒を危険視する人は多くはないでしょう。

しかしプールで遊んでいるうちに知らず知らずのうちに大量の水を接種してしまい、思わぬ形で水中毒になってしまうのです。

 

では水中毒とはなんでしょうか。

水中毒とは短時間の間に水を大量に摂取をすることで、排出しきれなかった水分が血液中に入り、ナトリウム濃度が低くなることで低ナトリウム血症の症状が引き起こされます。

では、低ナトリウム血症はどんな症状が出るのでしょうか。

初めに流延(よだれ)、ふらつき、嘔吐。重症化すると意識障害、痙攣、呼吸困難が見られ最悪死に至ることもあります。

 

 

 

症状の進行は急激に進む場合もあります。

このような症状が見られた場合は、すぐさま動物病院で診察を受けてください。

出先などでは動物病院が見つからず、時間が経過してしまうということもあります。

出先でも近くの動物病院の場所を把握しておくことはとても大切です。

 

 

 

水中毒の予防として

長時間遊ばせることは避け、こまめに休憩を取り入れましょう。

また、犬用の経口補水液でナトリウムを補給してあげることも大切です。

とくに大きい子は、プールの中でボール遊びをすることが多いと思います。

プール内でボール遊びをすると、より多くの水を飲みこんでしまう危険があります。

しっかり愛犬から目を離さずに遊びましょう(^^)/

 

 

 

 

これらはプールだけではなく、海や川でも同じことが起こります。

夏場ならではの遊びでメリットもたくさんある水遊びですが、気づき辛い危険をしっかりと頭に入れながら楽しい夏をすごしましょう(^^♪

 

 

 

 

愛玩動物看護師 青木

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