【こんな症例も治りますシリーズ 735】『 シニア犬の季節性の下痢 』も適切な診断と治療で治します

 

 

犬 ミックス犬 16歳 オス(去勢手術済み)

 

 

【 お腹が緩くなった 】とのことで、来院されました。

 

 

 

 

◆◆ 検便、血液検査などでも大きな異常はありません。

 

 

■ 昨年は暑い時期が長く、11月も暖かい日が続きましたが、12月、1月に入り急に冷え込んできました。 季節の変わり目は体調を崩しやすい時期なので、特に注意が必要です。

 

 

 

■ 急な気温差が出てきたので、お腹を壊す子が来院されます。

 

 

 

■ エアコンなどで室温が高くても、床からの冷気でワンちゃん、ねこちゃんのお腹は冷えやすくなっています。

 

 

 

 

◆◆ 床から一段高い所にくつろげるスペースを作ってあげたり、ペット用の保温マットを敷いてあげることも対策になります。

 

 

 

 

■ 季節性の下痢を治療する時に大切なことは、下痢止め薬で悪化する細菌性下痢、治療が遅れると悪化する膵炎などを、検査で他の原因を除外する事です。

 

 

 

■ 今回は、季節性の下痢であったため、すぐに調子を取り戻しました。

 

 

 

 

■ 病気は初期の診断が大切になります。 何か気になったときはご相談ください。

 

 

 

 

 

獣医師 冨田 浩平

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